知り合いで平気でおならをしちゃうメンタリストがいます。
戸惑いが始まったところだと思うので、そのメンタリストが誰なのか先に伝えておきます。
なぜメンタリストなのか後ほど分かります。
おならをするメンタリストは著者である私の父です。
彼の名は頑固の英雄と訳す事もできます。なぜかその名の通り頑固な人です。
一回決めたことは変えません。
そして、自分が正しいと思えば自信満々にやってしまいます。成功はするが失敗も少なくありません。
思った事は相手がどなたであれ発言します。
タイトルにもあるように彼は人の目や耳、鼻を気にせずに平気でおならをしてしまいます。
当然おならをされる側としては、顔を歪めながらなんて嫌なやつだと思っているに違いないが彼はまるで無関心。
それは彼のいい分から直ぐわかる。
私は悪いことしていませんよ。
体が求めていることを自由にやらせてあげただけだ。
むしろ健康にいいかも知れない。
皆もやりたい時にやればいいのにな。
と笑い話にする。
こんな頑固な人苦手という人の方が多いでしょう。正直僕も苦手です。笑
しかし、おならをする、頑固な父の周りには不思議と人が集まってきます。
友達が少ないと思いきや沢山友達がいます。
なぜでしょうか。
一見扱いづらい嫌なやつに思われる彼にはなぜ沢山の友達がいるのか。
今まで父のことを分析した事無いがちょっとだけ分析してみると彼には人々を自分のところに集める2つの特徴があるようです。
1つ目は、彼はありのままが好きで、それが周りに伝わり易い行動をとります。
平気でおならをするのもこの表れだと思います。
人間には周りの環境が一番影響を与える。
周りがきっちりしていると連れられてきっちりする。
逆に周りが緩いと緩くなる傾向がある。
冗談まじりで言ってしまえば緩い者同士だから何でも話せて直ぐ友達になれるという訳です。
父は人のこんな心理を活用できていると言える。
2つ目は、彼は自分の弱いところを相手に抵抗なく先にみせてしまう。
そうする事で相手からのジャッジが緩くなり彼の事だから気にしないでとなる。
人間はギャップに弱いもので想像を超えた事に異常に反応をする。
こんな程度の人だと思っていた人が想定よりちょっと上回るだけで「お〜、すごい」となる。
何でも完璧にこなそうとすると今度自分を苦しめる事になりうるということです。
このように父は最初から自分のハードルを下げて生き易い環境を作っていたのです。
もう彼はなぜメンタリストなのかお分かりだと思います。
私の父は人に好かれるテクニックをよく知っている、人の心を自由自在に操るメンタリストだったのです。
実は私と同棲している女性もメンタリストです。
背が小さいメンタリスト女の子です。