クリティカルシンキング(Critical thinking)という用語はご存じでしょうか。
僕は、どこかの書店で立ち読みしただろうかなぜか知っていました。
クリティカルシンキングという概念は、ビジネス世界では広く知られていて、MBAレベルで論文まで発表されている。
本も沢山出版されている。話題絶好調の時に出版されたこちらの一冊が一番有名です。
多くのビジネスパーソンが挙ってこの本を手に入れて勉強なさったでしょうね。
せっかくなので、僕もこの本を読んでいるが、ガチのビジネス書だけあって表現が難しく、レベルが高い。
読んだところまででまとめると、ビジネスだけではなく、我々人間のあらゆる営みには、3つの基本姿勢が求められるそうです。
次の3つです。
- 目的を常に意識する
- 思考のクセがあることを前提に考える
- 問い続ける
要は、この3つの基本姿勢を守ってシンキングすれば、論理思考が鍛えられて正しい答えが出せるよ、と言う提案です。
その通りだと思います。
やっぱり、目的意識を持って、向かう先を明確に設定していかなければならない。
そこで、思考のクセを意識して考えれば、偏らない。
そして、問いかけることで、思考を止めず考え続けるから論理思考がどんどん鍛えられていくと言う訳ですよ。
なるほどです。勉強になります。
そこで、インスピレーションを受けたら、自分の考えをまとめたくなりました。
名づけます。
正しい答えを出すための3ステップメソッド
我々の人生は答えを出すことで決まっている。
正しい答えを出せばいい方向に行き、間違った答えを出せば悪い方向に行く。
答えを出せなかったら、コントロールを失う。
そして、答えを出すために努力し、今度答えを求めて必死になっている。
賛成でしょうか、反対でしょうか。
とにかく、我々は、答えを出さないと気がすまない運命なんですよ。
ここで、自分に対して一つ問いかけてみて下さい。
自分、常に正しい答えを出せているのか?
正しい答えを出すための努力をしているか?
はい、出来ているよ、と自信を持って即答できれば一番ですが、答えに戸惑うのであれば、おそらく正しい答えを出すために苦労していると言える。
そこで、正しい答えを出すために苦労する貴方に、正しい答えを出す3ステップメソッドを紹介します。
たったの3つのステップで正しい答えが出す確率が格段に上がるはずです。
たったの3ステップです。
順番通りに実施してみて下さい。きっと、結果に驚くでしょう。
ステップ1:考える
シンキングするです。
まず考えなければ何もならない。うのみはダメです。
状況判断、現状把握は考える事から始まる。
自分の頭で考えて、初めて正しい答えを出すための前提条件が整えるのでこのステップを外してはならない。
ただ、考えるだけじゃ、自分の思いを正当化する方向に向かっていく。
色々考えた末、やっぱり自分の思いが正しかったという結論に至る事がよくある。
なぜなら、人の心理として、自分を否定したくない、信じたものは信じ続けたいので考えたところで結局自分の枠を越えないからです。
自分の頭の範囲だけでは、まだ正しい答えを出す確率が低いです。
そこで、やるのは、ステップ2です。
ステップ2:疑い深く考える
クリティカルにシンキングするです。
自分の枠を越えるには、疑わないといけない。疑ってはじめて、あらゆる観点が考慮出来る。
物事は色んな角度から攻めた方が理解が深まり、対処がしやすくなる。
質問する事で、いろんな事象が明白になって行きます。
なぜだろう?
証拠あるの?
他の選択肢は?
等、単純な質問で展開が変わります。
感情より理性、論理が優位にたちます。原因を考慮した答えになるのでこのステップで答えの正確さが上がる
はずです。
ただ、疑問視するところで否定的な立場に立つだけです。
これじゃ、自分の枠にまた入ってしまう。
せっかく前進したいと疑問を抱いたことが無駄になる。
ここで答えがハッキリしていれば別ですが、おそらく疑問がまだ残っているのでスッキリ気分にならないはずです。
疑問の裏を解きたくてウズウズしてくるはずです。
そこで、大事になるのはステップ3です。
ステップ3:クリエティブに考える
クリエティブにシンキングするです。
「考える」ことで現状が把握できました。自分の立場も再認識できる。
そして、「疑い深く考える」ことで原因や証拠に注目したジャッジメントができる。
これで正確な答えを出す確率が格段に上がったはずですが、まだ自分の枠に閉じこもった状態ですので自己中心的な答えしか出せない。
アイディアが沢山生まれるものの、批判するためにだけ使われる。
完全ノーマン状態です。
やっぱり、正しい答えを出すには、謙虚にならなければならないです。
そこで、一工夫、想像力を活かして可能性を探ってみるのが、ステップ3の「クリエティブに考える」です。
クリエティブに考えれば、閉じこもった枠から初めて超えるはずです。
ここがうまくいけば、おそらく、自分のことを見下ろす感じの光景が広がるので、あっちこっちに点と点が結ばれていくだろう。
疑問なし、疑いなし、論理的に繋がったアイディアがたっぷりある状態です。
こんな状態になれれば、正しい答えを出す確率がさらに上がるはずです。
もう正しい答えしか出せない最強の状態でしょうか。
そんな気がしますね。
+1のステップ : 行動
行動することに関して言うことありません。結局行動です。
正しく考えて、最高の答えを出したとしても実現させなければ無意味です。
ステップ3までに通やしてきた時間がただの無駄時間になります。
結局、この答えは正しいですよ、で終わります。
根拠は?
だと攻められれば、適切な答えが出来なくなります。なので、考えて、行動に移すの流れをセットとして考えた方がいいと思いますね。
今回は、クリティカルシンキングを自分なりに解釈し、正しい答えを出す3ステップメソッドとして簡単に紹介しました。
- 考える
- 疑い深く考える
- クリエティブに考える
覚えておいて下さい。そして、答えを出したい時、この3つのステップを意識してみて下さい。
きっと正しい答えにたどり着くでしょう。
人間の脳力の使用率は10%だと言われている。上記3つステップを終えた頃、脳の使用率100%まで上がるでしょう。
そして、+1ステップも、忘れないで下さい。
結局行動です。
正しい答えだと知るのも、正しい答えを出し、性かを産み出し、喜ぶのも行動したあとの話です。
正しく考えて行動に移しましょう。