職場のコミュニケーションの流れを見れば従業員の満足度がわかる


コミュニケーションパアーン,コミュニケーション流れ

効率的で満足できる職場は仕事をする人が誰しも望むことです。それが生活や自己成長にもつながるので望まない理由はありません。そこで今回紹介するのは仕事の効率や従業員の仕事に対する満足度が職場のコミュニケーションの流れによって異なるという話です。

今自分が働いている職場、あるいはこれから入るであろう職場は今回紹介するコミュニケーションの流れのどれに当てはまるのか当ててみてください。どんな職場か明確になり、仕事や職場に対して問題解決、職場選びに役に立つと思います。

職場のコミュニケーションの流れには基本的にサークル型オール・チャネル型車輪型Y型の4つのパターンがある。

 

コミュニケーションパターン

1のサークル型の特徴は一人の従業員が二人の従業員と情報交換するが他の人との間にこのようなコミュニケーションルートがありません。

それに対して2のオール・チャネル型の特徴は従業員がみんなお互いにつながりを持ち、それぞれの間にコミュニケーションルートがある。

3の車輪型の特徴はつなげ役、あるいはリーダーが一人いて他の従業員とコミュニケーションを持つ。一人だけが他の従業員と共通のコミュニケーションルートを持ち、それ以外の従業員の間にはコミュニケーションルートがありません。車輪型はプラス(X)型と呼ばれることもある。

4のY型の特徴は車輪型と同じく一人のつなげ役、あるいはリーダーが真ん中にいてその人とつながりを持つのはサブリーダー的な存在の人になる。サブリーダーが他の従業員とつながりを持つ。

実際にこれらの職場のコミュニケーションパアーンを体験したことがある人はわかると思うが上記の4つのコミュニケーションパターンではそれぞれ仕事の進め方や仕事をしている従業員のお互いのやりとりが全く異なります。それにつられて仕事の効率、生産性、そして従業員の仕事に対する熱意や満足度も異なる。

ある研究グループが職場におけるコミュニケーションの流れによって仕事の効率や従業員の自己満足にどのような差が生じるのか調査したところ明確な違いが現れたといいます。

仕事の効率観点から言えば、車輪型とY型は強力なリーダーがいれば指示も適切になり、作業に要する時間が短くて済むので業績がいい。しかし、従業員は仕事を他人にやらされているという実感が強く、自分の仕事に対する満足度が低い。業績がいいという魅力に惹かれて入社する人も多いが従業員の熱意が時間が経つにつれて薄れるため退職も多いという。

一方、サークル型とオール・チャネル型では強力なリーダーという存在がいなく、メンバー全員が協力して仕事をすることになるので仕事の効率が車輪型やY型に対して落ちる。しかし、メンバー同士がつながりを持つため職場の人間関係が充実する。それが仕事や職場に対する満足につながる。

自分の仕事に直接かかわってやっているという実感が強く、仕事が終わった時の達成感も大きいようです。なぜ、サークル型やオール・チャネル型の仕事の効率が落ちるのか。その理由は、人間が集団行動をとる時に現れる社会的手抜きリスキーシフトという二つの現象にあるとされている。社会的手抜きとリスキーシフトの詳細について力を合わすと弱くなる!社会的手抜きとリスキーシフト現象とはで読んでみてください。みんなでやると力が弱くなる心理について書かれています。

上記を簡単にまとめると車輪型やY型は仕事は効率的ですが働く人の仕事に対する満足度、充実感が低い。全てリーダー次第になる。リーダーの能力が優れていれば車輪型とY型が力を発揮するがリーダーがいまいちだと当然ながら仕事の効率が悪い。

一方、サークル型やオール・チャネル型は仕事の効率は低いが従業員一人一人の仕事に対する熱意や充実感が大きい。仕事に対するストレスが最も少ないと言える。