コールドリーディングの基本テクニック観察のやり方


コールドリーディング

コールドリーディングは簡単に言えば気づかれずに相手からあらゆる情報を引き出すメンタリズムのテクニックです。メンタリストや心理学者、心理カウンセラー、占い師など人の心理に意図的に入り込む人たちが活用されている。

テレビで見られる光景ですがパフォーマーが会ったこともない人の私生活習慣、性格、好きなものや嫌いなもの、子供時代の思い出、飼っているペットなどその人、あるいは身内の人しか知らないようなことをあっさり言い当ててしまい観客を驚かす。

実はそこで活用されているのはコールドリーディングなのです。

コールドリーディングはやり方を覚えて練習すれば身につけることができる。そして、日々の活動に活用すればきっと充実した生活になるでしょう。

コールドリーディングは主に2つのテクニックに分かれる。観察話術です。

まず、相手の外見を観察し特徴によって分類する。そして、話術により色んな質問を投げかけてその答えや反応をさらに観察することで相手について理解を深めるという流れです。コールドリーディングの話術について話術を活用したコールドリーディングテクニックで紹介しました。コールドリーディングでどのような話術が活用されているのか、雑談しながら相手について知ってしまう方法について書かれている。

そしてメンタリストだけではなく、通常の人間関係でも役立つ雑談力について雑談たぬきになろうで紹介しました。コミュニケーションを充実させるヒントになるので是非読んでみてください。

そもそも、コールドリーディングはなぜコールド(Cold)なのか。

その意図は、全くつながりがない、面識がない状態を指している。面識がない状態で相手を読むテクニックということでコールドリーディングという名前が付けられています。

同じ意図で相手についてある程度知っている状態からさらに探っていくウオームリーディング(warm reading)と相手について積極的に調べて十分な知識を持っている状態から必要な情報を探るホットリーデング(hot reading)テクニックもある。

コールドリーディングの観察テクニックは主に3つのステップで実施される。特徴を捉える、推測する、分類するの3つです。では、それぞれについて簡単に紹介します。

1. 特徴を捉える

観察のベースとなるステップです。ここで相手の他の人と異なる、特徴的なところを捉えることが目的です。例えば、次のような内容に注意を払って観察します。

  • 性別。
  • 年齢。
  • 外見(身長、体重、筋肉質かそうではないか、傷跡、アザなどあるか…)。
  • 言葉遣い、方言、音声の特徴。
  • 服装、ヘアスタイル、アクセサリーなど身につけたものの特徴。
  • 服などに動物の毛、人の毛、オイル、泥、草などついているのか。
  • 何かに依存している証拠がないか。例えば、タバコ吸う人の指の色が変色することもあります、酒を沢山飲む人は喉焼きして声が低いトーンになっていることもあり得ます。など色んな特徴を捕まえることが可能です。

そしてここで集めた情報がしっかりして、相手の特徴を十分捉えることが出来ていれば次のステップである推測によりスムーズに遷移することができる。

2. 相手を推測

特徴を捉えるステップで集めた情報から相手について推測を行う。シャーロック・ホームズのテクニックとも呼ばれているステップです。論理力やイマジネーション力が必要になる。例えば、次のような推測があり得る。

  • 私服の靴がバスケシューズで、シューズの選択に拘っている人であればバスケが好きで実際やったことがある人の可能性が高い。
  • 薬指にうっすらと跡があれば、最近離婚したかあるいは夫婦の仲が良くないので外してしまったかもしれないという推測ができる。
  • 言葉遣いや表現で生活環境、教育レベル、何に興味があるのか、勉強していること、得意や不得意があるある程度わかる。
  • 服の柄やプリントで人の趣味や生活習慣、今はまっていることなどを知ることができる。
  • 靴の状態から辿ってきた手段など推測できる。靴に踏まれたような跡があれば多くの人が使う交通手段(電車、バス)を利用した可能性が高いなど。
  • 手の指が異常に鍛えられている感じならロッククライミングをやっている可能性が高い、指紋がなくそして爪が硬い感じの人はギターをやっている可能性が高いなど。

3. 棚整理

観察の最終的な目的は相手を特定の分類に分けることです。年齢、性別はもちろんのことスポーツ好き嫌い、禁煙者、喫煙者、結婚者、非婚者、子供がいるいないなど相手について色々仮説をたてて分類化していく。集めた情報、推測を整理する。

そうすることによって分類した中で推測できることが増えるのでコールドリーディングの正確さが増します。

また、相手に対する質問内容が絞られるので話術でさらに深い情報が引き出せることが可能になる。例えば次のようなケースが考えられる:

  • タバコを吸う人だったら、どれくらい吸っているか話術で引き出せば大体の体調、タバコによる健康問題などが簡単に推測できる。
  • 結婚している中年男性の服からタバコの匂いや酒の匂いがしていれば、酒場にいた可能性があるのでおそらく結婚生活で不満を抱いている可能性があると推測できる。
  • 思春期の子を持つ人は子供に対する心配がある、あるいは不満があることは簡単に推測できる。
  • 野球好きで子供がいる男性は少なくても一回は試合見に行ったことがあると推測できる。

上の3つのステップで観察を続けていけば相手がどんな分類に入る人なのか整理できる。そして相手を分類分けできれば話術でより詳しい情報を引き出すことが可能になる。

また、相手を特定の分類にできればその人ではなくその分類に合わせて会話を組み立てることが可能になる。あらかじめ考え込んだ、あるいは意識しておいた領域になるので話がしやすくなる。相手をより簡単に理解することも可能になる。具体的な質問の内容も簡単に見つけられる。コミュニケーションを自分有利に進められる状況が出来上がるわけです。

質問に関して言えば、NLP心理学にはメタモデルという話術がある。メタモデルは簡単に言えば鋭い質問を投げかける話術のことです。会話を明確にするにははっきりとした質問をすることが大事です。

実は占い師やメンタリストには分類毎に予め準備した質問リストがあるといいます。スムーズに話を進めるコツでもあります。

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