ピア効果で力を発揮してください


ピア効果

ピア効果について話をします。

 

 

まず、上の写真のレースを思い出してみてください。

日本が素晴らしい走りを見せつけて、無理とまで言われていた短距離走で五輪の銀メダルに輝いたレースです。

日本中が湧いたイベントになったことは間違いないはずです。

 

 

 

この4人は確かに強かった。本人たちの努力を結果につながった瞬間です。

 

でも、一つ余計なことを考えてみてください。

 

これが五輪ではなく、ある小さいレースだったとしたら結果はどうだっただろうか。

ライバルがボルトみたいな大物ではなく、普通の大学生だったら結果はどうだっただろうか。

 

もちろん、誰にも想像出来ないことではあるが、少なくても五輪という最高の舞台で、世界トップたちをライバルにして走ったそのレースよりは盛り上がりが小さかったことは確かです。

気分の盛り上がりは、パフォーマンスに直接影響を与えるのでおそらく五輪の素晴らしい成績は出せなかっただろう。

僕はそう思います。

 

これは、今回の話、ピア効果につながります。

 

ピア効果とは、周りから影響を受け、行動力が増し、力を発揮することです。

 

 

五輪の日本チームの活躍もそうですし、あるいは、成績のいい同僚の影響を受けて成績をあげるためにより真剣に努力するようになる学生とか。

お金持ちの知人に影響を受けてもっと稼げるようになりたいとお金稼ぎを勉強する若者とか。

レギュラーでプレーするチームメートに影響を受け、せめて試合に出られるようになりたいと練習量を増やす二流の選手とか。

モテる友人に影響を受けて、自分もモテるようになりたいと外見に気をつかい、内面に磨きを加える努力する女性とか。

料理上手なモコミチに影響を受けて、料理教室に通う中年男性とか。

 

皆、周りから影響を受けて行動に乗り出している。

そして、頑張る気持ちにさせているのはピア効果です。

 

言葉を変えれば、競争心ですね。

他人ができるのに自分はなぜできないのかという疑問と悔し気持ちが人を動かす原動力になる。

 

しかも、すべての力がプラスエネルギーで溢れているので嫉妬とはわけが違います。

より強力です。

 

では、ピア効果が強力である理由は何だと思いますか。著者の私は、次の4つの理由が大きいと思います。

 

1. 自分の将来図が明確

まず、努力した結果で出来上がる自分の将来図が明らかです。

もっと頑張れば、こんな素晴らしい人になるという具体的なイメージがあるので行動にも意欲がわき、より真剣に取り組む。

だって、隣にいる人がどんどん結果を出し始めたら僕もという気持ちになりませんか。

この人のようになりたいと憧れの気持を抱きませんか。

そして、行動に移しませんか。

 

結果が見えない努力は嫌です。

ある程度、掴めるものがあれば行動はしやすくなる。

 

2. 努力の仕方が明確

隣に成功を収めた憧れるの人がいれば、その人の行動は比較的真似しやすいです。

こういうことをこのようにやれば、だいたいこの位のレベルまで自分を高められると分かれば、力配分もコントロールできるし、より効率的に取り組めるはずです。

精神的に楽に取り組める。

 

もちろん、何が何でもという熱い気持ちで一気に行くのもいいことですが、時には自分を取り巻く環境を十分把握しながら冷静に進むことも大事です。

計画的に進めばむしろ冷静にゆっくり行った方が賢い。

 

3. 行動力が継続する

自分の身近に刺激を与える人が常にいれば、気を緩めることなく継続して行動ができる。

自然と成長できる環境が整っているわけですから、これは大きいです。

すでに緊張感を持って行動ができるので、効率だけではなく質も上がるはずです。

継続は力なり。

 

その継続を継続させる一つの動機はピア効果だったりする。

 

4. 欲望

この人を上回ったら、ちょっといい未来を待っているかもしれないという期待感と欲望も考えられます。

その欲望が強ければ強いほど行動に威力が出ます。

決意が強ければ強いほど行動力が繋げられやすくなる。

 

など、ピア効果の強さは凄まじい訳ですよ。

 

 

 

競争相手がいた方がパフォーマンスがいいに決まっている。

 

 

競争相手がいた方が基準もはっきりするから力が出しやすくなる。

自分の本来の能力を発揮しやすくなる。

 

 

より強い相手を求めた方が実は自分のためになる。

 

でも、ちょっと待ってください。

ここで注意しないといけないこともある。

 

相手が強すぎてもダメです。

 

相手が強すぎれば、正のピア効果では負のピア効果になるので注意してください。

 

その訳は、自分の弱いところに意識が片寄ってしまうから自信を失うきっかけになりかねない。

 

強い相手とやりたいんだと、いつも負けてみてください。

 

どうなると思いますか。

自分が強い相手に負けました、といつも言えますか。

いつか勝ちたいと思いませんか。

 

誰もが思うはずです。

 

負け続ければ、勝てない自分を許してしまうから、今度向き、不向きを考え出す訳です。

負けてばかり、やっぱり自分には向いてないなと意欲を失ってしまう可能性が高まります。

迷いも出ます。

 

スポーツ選手の引退の一番の原因は負けるようになったからです。

勝率が下がれば、気持ちが乗らなくなり、引退を考える。

 

逆に50歳になっても、現役を続行する選手もいます。

KINGカズがすぐ頭に浮かぶと思いますが、彼は現役を続行しても最年長ゴール記録を更新しつづけられているし、若者に負けないくらい走り回れているし、自分の行動で影響力を拡大させているから現役にここまでこだわると思うんですよ。

 

KINGカズの場合は、ケースがちょっと違って、周りに影響を与えられている自分の存在にピア効果を感じているかもしれない。

 

自分ができるという、小さい成功体験が彼のモチベーションを維持させているかもしれない。

継続を止めない小さいイベントが彼を突き動かしているに違いない。

モチベーション維持ができなくなれば彼は引退するでしょう。間違いなく。

 

 

まとめに入るが、

ピア効果は、人を行動しやすいようにする周りの影響のことです。

周りに参考になる人がいれば人は成長しやすくなる。

メンタの存在だったり、礼儀正しい友達の存在だったり、頼りになる父の存在だったり、優しい友人の存在だったり。

実は、我々は色んな人から強力な影響を受けて自分の行動を決定づけている。

 

なので、付き合う人も選ぶべきです。自分を後ろに引っ張る人から距離を置いた方がいいです。

その逆に、自分にいい影響を与えたり、明るい気持ちにさせたりする人に積極的に近づいた方がいいです。

自分一人で黙々と行動するのもいいですが、モチベーション維持させやすくする人の存在も大きい。

成功体験は人に必要。それがいくら小さくても構わない。わずか感じられるくらいであれば十分。

その気持を味わうために、たまには自分の方が力が上という体験した方がいいです。

 

色々くっ付けて結論という感じにしたが、自分の周りのピア効果に意識を集中させてみてください。

いいことあるかもしれません。

 

これも自分を突き動かす方法なのでメンタリズムとみなしていいと思います。

 


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