プラシーボ効果でなりたい自分になろう


プラシーボ効果プラシーボ効果という言葉聞いたことありますか。

科学的に説明できない人間の身に起きる不思議な現象の一つで、医学分野で初めて使われた1950年代から注目されているものです。

その語源はラテン語の喜ばせるという意味を持つplacēbōという言葉で、

医学用語では薬として効く成分が入っていない偽薬を指している。

 

そして、その偽薬を服用することで現れる治療効果がプラシーボ効果です。

 

簡単に言えば、効くはずがない偽薬で病気が治ってしまうということです。

 

まったく効果が無いはずの偽薬がなぜ本物の薬と同じ治療効果があるのか。

 

その理由、薬ではなく、騙されやすい人間の脳の働きにあるとされている。

 

偽薬を効き目のある本物の薬だと患者さんに信じ込ませると患者さんの脳には治療効果がある本物の薬を服用するという思い込みが生じます。

 

そして、脳は本物の薬を服用する時と同じ働きをするので実際に効き目がない偽薬でも治療効果が期待できてしまうというわけです。

砂糖の固まりで消化器の病気を治した実例もあるらしく、驚きです。

 

プラシーボ効果は薬や医療分野だけの話ではありません。

生活のあらゆるところで発見することができる。

 

自分の行動を思い通りに誘導するということでメンタリズムのテクニックとも言える。

人生の主導権を握るには必要だと思います。

 

そこでプラシーボ効果がいかに広い範囲で証明されているのか例を挙げてみようと思います。

 

1. 息を吹き込んで痛みをなくす

走っていた子供が倒れて泣き出す。痛そうです。

心配になったお母さんが痛いところに息を吹き、痛みは飛んでいけと魔法の言葉をかける。

子供が泣き止む。

なんて光景見たことありませんか。

 

これもプラシーボ効果が働いている証拠です。

実際には怪我しているから痛いはずなのに素直な子供は痛みが本当に飛んで行ったと信じてしまうので痛みがさほど感じなくなるわけです。

 

2. 水で酔っ払う

酒を飲んでいると思い込めば水でも酔っ払う。

聞いたことある話ですが、お酒のアルコール度数が高いことを知った人がその後からの酔いの進行が早くなったという話。

アルコール成分をまったく含んでいないトニックウオーターやライムをウオッカ割だと信じ込ませたら飲んだ人たちの判断力が低下し、IQまでが落ちることを証明した研究もある。

 

ここにもプラシーボ効果が影響していると言える。

 

3. 病気が感染する

プラシーボ効果で病気も感染する。

口にした物が実は汚いものでしたと後で聞くとなんとなく胃腸の調子が悪くなったという経験ありませんか。実際に汚いものを食べてもないのに。

 

これは、脳が汚いもの、体に悪い物を食べたと思い込んでしまえば、胃の調子が悪い時の働きを進行させることが原因だと説明されている。

 

実際にプラシーボ効果と感染病の関連性を調べた研究も行われたらしい。

ある医療研究チームが健康な人のグループに腸の感染症である鉤虫症(こうちゅうしょう)に感染しているという偽の診断結果を伝えた。

すると鉤虫症の症状である痒みや呼吸困難、貧血、胃腸の痛みなどが見られたといいます。

不思議です。これもプラシーボ効果が証明された事例です。

 

4. プラシーボ効果で痩せる

プラシーボ効果には、ダイエット効果もあるという研究結果がある。

実験の参加者を2グループに分けて、1つのグループに普通のビタミン剤をダイエット効果のあるサプリメントだと伝えて飲ませる。

もう一つのグループにはそんなことを伝えない。

 

そして、一定の調査期間が終了したあとダイエット効果を検証したところ、ダイエット効果があるサプリメントを飲んでいると思い込んだグループの参加者の方が平均減量が大きかったという研究です。

普通のビタミン剤でも脳が痩せると思い込めば痩せることが証明されたんです。

 

これはメンタリズムダイエットと基本同じ話です。

 

5. 作り笑顔が幸せにする

有名な話ですが無理やり笑顔を作れば脳が幸せだと勘違いして前向きな行動を取らせるという話。

自分の感情が踊り出すような楽しいことや前向きな事を考えると脳が楽しいんだ、できるんだと思い込むのでそれに適した働きをしてくれる。

楽しくなる、そしてやることは出来ちゃう。

 

逆に暗い顔して、楽しくない、辛い、できないなどマイナスな感情を抱くと自然と落ち込んでくる。

一回落ち込んでしまうと立て直すには相当な精神力、あるいは周りの支えが要る。

なので脳の勢いを停止させるようなことはしないでください。

 

家を出る時、笑顔で今日もいい1日になりそうだ、やってやろうという熱い気持ちで臨みましょう。

 

すでに実感している人はいると思いますが前向きの気持ちで出発するとその日の出来が圧倒的に異なるんです。

 

6. ビッグマウスでビッグになる

ビッグマウスといえば一流のスポーツ選手です。

力強い発言をするスポーツ選手は沢山います。

サッカーの本田、水泳の北島、野球のICHIROなどなど。

 

彼らは言う、ビッグクラブのエースナンバー10は僕に似合うとか、日本はサッカー世界チャンピオンになるとか、競泳出場する全種目で世界新で金メダルを取るとか、ストライクが3つまでというルールがある以上僕を抑えられないとか、いつの頃か話題になったビッグマウスは覚えているでしょうか。

 

調子者だと好まない人もいるが彼らは他の人とそこが違う。

 

目指すところが大きい、そして発言が前向きで大胆、大きい目標を設定したら口に出して宣言してしまう。

そうすることによって自分の気持ちを高めて目標に向かって突っ走る。目指すところがデカイほど力が発揮出来るのもビックマウスのプラシーボ効果です。

 

最後にまとめると、人間の全ての行動や考えは脳によってコントロールされている。

しかし、脳は思い通りに誘導することも出来るものです。

それはプラシーボ効果によって実現できる。

 

脳を上手く思い込ませさえすれば薬に頼らず自分の力で病気も治せる、どんな目標も達成できる、行きたいところにもいける、なりたい自分にもなれる。

 

常に脳にいいことを考え、プラスな状況を思い込ませましょう。

 

脳を喜ばせる行動をとれば、脳が身体を喜ばせるような行動をとってくれる、逆に脳を悲しませるようなことをすれば身体も悲しむことになる。

日々意識していきましょう。

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