メンタリズムの考え方を応用したメンタリズム勉強法を紹介する。
人の心理を活用して、効率的に勉強が出来るようにするやり方がメンタリズム勉強法です。メンタリストDaigoさんが提案したものです。
勉強するコツが分からないまま進めれてしまえば、習い事に対する苦手意識が出来てしまい、勉強が続けられなくなってしまいます。
そうならないために、今回紹介するDaigo式メンタリズム勉強法を参考にして、自分にあった勉強法を考えてみてください。
メンタリズム勉強法は、こんな人が実施すれば効果的です。
- 集中力が続かない人
- 勉強が苦手な人
- 勉強が嫌いな人
では、Daigo式メンタリズム勉強法をまとめてみます。
彼が提案するメンタリズム勉強法は次の5つの点に注目している。
- 勉強開始
- 睡魔が襲ってきたら
- ノートの取り方
- 暗記法
- 消しゴム
それぞれ、解説していきます。
1. 勉強開始
勉強が続けられるか、続けられないかは、勉強開始時に決まってしまう。
勉強を始めなければやる気はおきないが、一旦やり出してしまえばやる気がどんどん出てくる。
また、人は自分が理解して進められないものは続けられません。
この心理を考慮すれば、勉強のやり方を次のようにすることができる。
勉強は簡単にできる所からスタートする。そして、だんだん難易度を上げていけば、途中で諦める事なく勉強が続けられる。
簡単な所から開始すれば勉強が続く。
これは賛成です。できる事からスピーディにこなしていけば、勉強過程でどんどん自信がつき勉強が続けられやすくなるんです。
これは、良いスタートをきれたチームや選手がいい成績を残す傾向があるのと同じ心理です。
初戦で勝って、できる体験を味わえば自信と勢い、心のゆとりができるので次の一戦も臨みやすくなるという点に注目して欲しいです。
全てがリズムです。
僕の経験から言っても出来るところから着手するのが効果的です。
今出来るところから着実に習得していき、難易度を上げてテンポ良く進めれば苦手意識も持たないでしょう。
それに、簡単なところから土台を作っていくので、より効率的に勉強ができる。
2. 睡魔が襲ってきたら
勉強中に集中力がきれて眠くなってしまえば、想像力を働かせれば眠気がさめる。
眠くなれば想像力を働かせ。
例えば、絵を描くとか、パズルを解くとか。ルービックキューブも眠気をさますいいアイテムです。
今は、Youtubeがあります。いろんな分野の高品質な動画が直ぐに見られる。悪いのもありますが、いいものだけ見ればいいです。
例えば、心理学の勉強している時に眠くなってしまえば、心理学の実験などキーワードで検索してみれば面白い動画がたくさん出てくるはずです。
心理学以外の事に気を取られることなく眠気をさます事ができる。いい動画であれば、心理学にさらに興味が湧くかもしれないので一石二鳥です。
人の脳は、テンポよくクリエティーブに働くと調子に乗ります。
達成感を味わえながら進めるのでやればやるほどやる気が出る。
逆に受け身の状態になってしまえば、怠けるのでやる気が出ない。
上記の方法はやってみるといいと思いますが、思いきって仮眠しちゃった方が良い場合もある。
眠気は体が求めている基本欲求なので、その場で満たしてあげればスッキリする。
リフレッシュ出来たら、勉強を再開すればいいです。
仮眠で言えば、お昼は15分くらい寝るだけですっきりします。まるで生まれ変わったかような気分になります。
3. ノートの取り方
ノートを取る習慣は記録を残すという意味で大事です。
大体の大人は、ノートをとる習慣がある。僕もノートにいろんなアイディアを書き残しています。
忘れてしまえば、もったいないからね。
実は、ノートを取るのは、記録を残すためだけではない。ノートを取った時の記憶を引っ張りだす材料にもなります。
エピソード記憶術という記憶術があります。
ノートを取った時のエピソードがノートを読み返す時に思い出せるというものです。確かに、ノートを見れば、書いていた時の事を鮮明に思い出す時もある。昔の記憶が勝手に出てきます。
ノートは記憶ツールだ。
授業中に頭に浮かんだアイディアでも良いし、疑問を感じたこと、賛成したことを自由に書き出す事が大事です。
必ずしも文章である必要もありません。
その時、目に入った面白い光景、頭に浮かんだ考え、考えてしまった食べたい晩ご飯、好きな靴デザインなど文章、絵なんでもいいです。
後で、見る時に「あっ、そういえばこの時は先生はこんなこと言っていたな」と思い出しやすいから。
また、間違ってしまった事を書き残すと効果的な場合もある。
なぜなら、人間には誤りの記憶、失敗の記憶の方が残りやすいという性質があるからです。
「あ、こういう間違いをしたな〜」と間違いを正す手がかりにもなる。
4. 暗記法
いろんな暗記法があります。
覚えたい事を繰り返し声に出して暗記する方法、体を動かしながら暗記する方法、書き出して暗記する方法などなど。
メンタリストDaigoの暗記法は、トイレのドアに暗記したい事を貼る方法です。
これには、確かに効果があります。僕の家のトイレには、色んな物が貼られている。
英語の単語とか、九九とか、気に入った名言とか、国の名前と旗とか。カレンダーもあります。
トイレは、一番集中する場所だから、安心して暗記できるという発想です。
それに一工夫すれば効率がさらに上がる。
トイレのドアの外側に貼っておき、次に入る時覚えていなければ、しばらくトイレに入らないというルールを作って自分に圧力をかけるというやり方もあり得る。
確かに効きそうですが、トイレは生理的な要求を満たす場所なので我慢できなかったらこのルールはいつか確実に破られるでしょう。
わざわざ難しいルールを決める必要はないが、自分を追い込む事で力を発揮する人もいるので、そんな人にこの方法は効果的かもしれないです。
トイレの中、外だけではなく、冷蔵庫のドア、勉強机の目の前の壁、お風呂場、鏡など、いつも通る場所は家のいろんなところにあります。
覚えたいものは壁に貼る。
そこにも勉強したい事を貼っておくと効果的です。
覚えたい内容がいつでも目に入るので意識的に離れることなく、いつも練習しているような状態になります。
無意識のうちに覚えているから、いつのまにか理解していたという驚きがくるでしょう。
常に目に入る光景ですから目に焼き付く訳です。
この勉強法は小さい子に効果的です。
5. 消しゴム
消しゴムの使い方にも勉強を効率的に進めるコツがある。
メンタリストDaigoは、消ゴムの使用を減らした方がいいと言っている。
賛成です。
その理由は、消しゴムがあると間違って書いても消せるという油断が生まれてしまうためです。
消しゴムは使うな。
消しゴムがないと消せないので書く前に頭の中で考えて、内容を整理してから書くようになるため間違いが減る。
勉強の意識を高めるメリットがある。
同じ発想で、鉛筆より万年筆、ボールペンの方がおすすめです。
今回は、Daigo式の5つのメンタリズム勉強法を紹介しましたが、他にも効率のいい勉強法はたくさんあると思う。
自分の活動リズムを考慮して、朝勉強するのか、夜中勉強するのか決めるのも一つのメンタリズム勉強法です。
書いた方が覚えやすいのか、読んだ方が覚えやすいのか、聞いた方が覚えやすいのか、人によって違います。
これも勉強に考慮するのもメンタリズム勉強法です。
あなた独自の賢い勉強法があればぜひ教えてください。コメントに書けば、すぐ見て参考にさせていただきます。
自分独自の勉強法が一番。
私が考えついて歩きながら学べる簡単な方法もぜひ読んでみてください。余計な力が入らない、集中できるいい勉強法です。
では、自分にあった勉強法を見つけて、色んなことを効率的に勉強していきましょう。
グッドラック。