世紀の悩みと言われるモンキーマインドに悩まされている人が多くなっている。その悩みが病気になり、病院に運ばれる人もいると聞いている。
その恐ろしいモンキーマインドにどっぷりはまってしまえば、解放するのがとても難しいので、今のうち、厳重に注意した方がいいです。
今回は、モンキーマインドについて知識を明確にした上で、モンキーマインドの悩みを解消する方法を2つ紹介する。
非常に原始的な方法ですが、モンキーマインドにならないように阻止できる。
モンキーマインドとは
モンキーマインド(Monkey mind)とは、集中できない精神状態のことです。
モンキーマインドと分かりやすく表現できているが、思考が猿のように次から次に動き回り、一点に集中せず、色んなことに頭が混乱している状態の事を指している。
残念ながら、雑音に満ち溢れる現代社会ではモンキーマインドが普通の事になってしまいました。テクノロジの進歩も決定的な打撃を与えている。
モンキーマインドは、進歩がもたらした、まさに世紀の悩みなんです。
両手を正しく振りながら、歩く人は10人中何人いるだろうか。トイレの第一目的がトイレじゃない人が何人いるだろうか。
片手にスマホを持ち歩き、反対の手で画面をなぞる人がほとんどです。
用も無いのにスマホをチェックしないと気が済まない、歩く道も忘れながら、スマホに夢中になる人、たくさん見かける。
これじゃ、当然の事、注意力が薄れ、歩き方も変わるでしょう。
勉強しようと机に向かったのに、気がついたら自慢のスマホでネットサーフィングを始める人も沢山いる。
見ているのは、ためにならない、お尻の穴を掘った軽いニュース、誰かが取った面白おかしい動画ばかりです。
そして、動画を疲れるまで見て、やっと気が済んで勉強に戻ろうとすると、今度はなかなか集中ができない。
そして、こんな状態が続き、自分にいらだちはじめ、ストレス障害に陥ってしまう。
集中出来なければどんな学習スタイルも通用しないです。
こんなライフスタイル送っていませんか。
ある研究によれば、人は集中力を一回切らすと元に戻すのに30分もかかるそうです。
集中力を取り戻すには30分必要。
30分のロースですよ。
なかなか遭遇しない集中力を手に入れたのに、とても小さい事を代わりにして手放してしまう。
勿体無いですよね。
有益な時間は一切戻って来ない訳ですから、この30分ロースは非常に大きいです。
実は、僕もその一人でした。ヤバイと思って改善に努めました。
机の上を綺麗にしました。取り組み中はスマホを遠くにおくようにしました。テレビを別部屋に移しました。
その結果、取り込み中に他のものに気をとられる心配がなくなりました。席を外すのは、トイレしたい時や子供達が絡んできた時のみです。
モンキーマインドの正体は肌で感じ、体験したので厄介な悩みであることはよくわかる。
こんな厄介なモンキーマインド状態が続くと、最終的に潜在意識に書き込まれる。
私のマインドは、モンキーマインドだと。
ノーモフォービア(nomophobia)という精神的障害がある。携帯が手元に無いと恐怖を感じ、精神的に不安定になる病気です。非常に危険です。
何をやっても、落ち着けない自分のことを想像するだけで、恐ろしいですよね。
即座にモンキーマインドから身を解放した方がいいです。
では、どのようにモンキーマインドを解消すればいいのか。
モンキーマインドを解消する方法
モンキーマインドを解消する2つの方法がある。モンキーマインドを確実に阻止出来るので、試して欲しいです。
1. スピード感を意識する事
モンキーマインドを解消する1つ目の方法はスピード感を意識する事です。
どういう事でしょうか。
逃げるにも、狙うにもスピード感が必要です。
あなたが車を運転して、街中を走っていると想像してください。
20キロのスピードでゆっくり走っていれば、どうなるでしょうか。
周りを見渡して、先買ったお茶を飲んだり、時には携帯をいじったり、隣に座る彼女にキスしたり、鼻をほじったり、頭の中が色んなことに誘惑されますよね。
まさにモンキーマインド状態です。
では、今度150キロの猛スピードで成田空港に向かっていると想像してください。
飛行がもうすぐ飛び去りそうです。
こんな状況では、鼻をほじることはできますか。隣の彼女にキスする余裕はありますか。
携帯いじる気持ちになりますか。喉が渇いていても、お茶を飲むでしょうか。
運転に相当な自信があるプロ並みの人じゃなければ、恐らくそれらは避けるはずです。
一点に集中して運転するはずです。
このように、どんな事も制限時間を決めてやればスピード感を持って取り掛かることができます。
今やっている事を一時間で終わらそう、という心構えで取り掛かれば義務感が強くなり、効率が上がるはずです。
スピード感を持って取り込めば、他の事に気をとられる事も無く、一点に集中出来るという発想です。
この方法は効果的です。
2. やる事を絞る事
モンキーマインドを解消する2つ目の方法は、やる事を一つに絞る事です。
シングルタスキングですね。
狙う獲物を一頭に定めなければ、全部逃げられてしまい、一つも捕まえる事は出来ないです。
狙いを一点に集中させて狙った方が確実に捉える。
以前の私は、ブログ記事を書く時、色んなアイテムが机の上に置かれていました。
本、スケジュールノート、スマホ、カップコーヒー、ルービックキューブなどなど。
そうすると、ちょっとアイディアが曖昧になったら、本を読みたくなる。スケジュールが気になって、書いている記事を一旦忘れてノートを開けて色々考え出す。
ルービックキューブが気になり、3、4回回してみる。
コーヒーを飲み終わらし、次の一杯を入れにいく。
ブログ記事を書くという1つの目的意識がやる事が多い分薄れてしまい、結局書き終わらす事が出来ない。
これは精神的なダメージが大きいです。自信なくすからね。
今は、机の上にパソコンと時計だけが置いてあります。
この二つだけ置いておくだけで、ブログ記事は確実に終わらせるようになりました。
効果が大きかったですね。
同時にマルチタスキングはやめた方がいいです。1つの事に集中してやった方が間違いなく効率がいいです。
マルチタスクをこなそうとすると、気持ちが一点に集中できずモンキーマインド状態になります。ダメです。
結論
モンキーマインド(Monkey mind)とは、集中できない精神状態の事です。
厄介なのは、一回その罠にはまってしまったら、罠から出る事は難しくなる。あげくのはてに、精神病に塗りかねません。
モンキーマインドは、危険です。なので、早めにモンキーマインドを解消した方がいいです。
モンキーマインドを解消する2つの方法があります。
- スピード感を持つ事
- マルチタスキングをやめる事
この2つを意識してやりたい事に、やっている事に取り組めば、モンキーマインド状態にならないです。
今回は以上です。目的意識を持って、1つ、1つ確実に達成していきましょう。達成できたら次に挑んでしっかり成果出して行きましょう。
グッドラック。
自分にもビシッと言い聞かせている事です。