催眠術、洗脳、マインドコントロールの微妙な違いが分かる記事


催眠術洗脳マインドコントロールの違い

催眠術、洗脳、マインドコントロール。

 

よく聞く単語です。

 

それぞれがどのように定義されているのか、それらの違いはなんでしょうか。

確かに迷うところですが、暖かいコーヒーを飲みながらじっくり考えれば、分からない事でもない。

 

確かに、催眠術、洗脳、マインドコントロールには、人の意識に変化をもたらし誘導するという共通点があるのでその違いはいまいち分かりづらい。

 

そこで、催眠術、洗脳、マインドコントロールの異なる点を明確にしようと思います。

 

それぞれの理解を深めるのに必ず役に立つと思います。

 

一つ一つ調べていくと催眠術、洗脳、マインドコントロールには確かな違いが有りました。

 

1. 催眠術

催眠術は、簡単に言えば相手を催眠状態に落とす方法です。

催眠状態とは、物事を考えて行動する顕在意識(けんざいいしき)状態ではなく無意識に行動する潜在意識(せんざいいしき)が優先された心理状態だと定義される。

wikiには次のような定義がある。

催眠(さいみん、英: hypnosis)とは、暗示を受けやすい変性意識状態のひとつ。また、その状態(催眠状態)、およびその状態に導く技術 (催眠法) を指す場合がある。催眠術(さいみんじゅつ 英: hypnotism)とも呼ばれる。

 

ここで変性意識状態という概念が出てきます。

変性意識状態は、wikiには次のように定義されている。

変性意識状態(へんせいいしきじょうたい、英: Altered state of consciousness)とは、日常的な意識状態以外の意識状態のことである。

 

なんだか分かりづらい定義ですが、整理すれば、今からやりますよと自覚して、考えながらやる行動は顕在意識によるもので、今からやりますよと自覚していないにも関わらずやってしまう行動は潜在意識によって行われている。

 

潜在意識は長年の経験や体験によって隠れた知識として蓄積されていき、本能的に必要性を感じる時に無意識に出る。

 

例えば、スポーツ選手の状況に応じた自然に出せる技が挙げられます。

彼らは、相手がこんな動きをしたらこう返すといちいち考えていません。相手の動きが意識に叩き込んだパターンにはまった瞬間に適した技を自然に出すように潜在的な意識があるから素晴らしい技を完璧に決めるわけです。

こんな潜在意識に直接働きかけるのは、催眠術です。

 

催眠術は、かけられる意思がないとかける事は無理だと言われている。

催眠術をかけて貰いたいという意思がないとかからないということです。催眠術をかけてもらいたいという意思があり、催眠術にかかった場合に潜在意識を書き換えることが可能だと言われているので今までの思考も変わることがあり得る。

 

実際に、精神的なトラウマの解消や苦手な物の克服などに催眠術を活用して成功したという実例が数多くある。

一回催眠術にかかれば思考が書き換えられ、永続的に続くという特徴がある。

自分の意思で催眠術にかかるのでポジティブ結果になる事がほとんどだと言える。

 

など、催眠術は非常に奥が深いものです。以前紹介した、催眠術にかかってしまう理由にこのあたりについてできるだけ分かり易く書いたので合わせて読んでみて下さい。より明確なイメージが浮かぶと思います。

また、自分に催眠術をかける自己催眠も参考になるので合わせて読んでみてください。

 

2. 洗脳

洗脳は、相手の思考を洗い流すという意味の表現です。

社会主義国が国民まとめる国策として用いる一つの方法というイメージを強いですかね。

wikiには次のように定義されている。

 

洗脳(せんのう、英: brainwashing)は、ある人の思想や主義を、根本的に変えさせること。

洗脳はマインドコントロールとは違い、主に物理的暴力(拷問のほか、薬物の利用や電極を埋め込む手術を含む)あるいは精神的圧迫(罪の意識の植え付け)などの強い外圧があるとされる。

 

つまり、洗脳する側が洗脳される側を特定の主義や思想に従わせるための行動、方法であるとまとめる事ができる。

 

しかし、洗脳される側に恐怖心を与える、不安にさせる、あるいは物理的に暴力をふって痛みを与えるなどネガティブ感情にさせてしまうという特徴がある。

 

なので、洗脳によって思想が一時的に変わっても環境が変われば洗脳前の状態に戻る。

北朝鮮から脱北した人が自由な環境に置かれると例外なく北朝鮮の国策を批判する。

 

北朝鮮で生活していた時は洗脳によってこんな物だと思い込んでいた、あるいはそうしないと痛い目にあうという恐怖心があったから変わろうとしなかっただけで環境が変わったら思想も変わるという証拠です。

 

でも、よく考えると一つの疑問が浮かんできます。

親の説教はどうでしょうか。

 

ちゃんと学校行って、勉強していい成績を貰わないといい会社に入らない、いい生活ができなくなるよと。

ある意味洗脳している行為ではないか。

 

子供には確かな恐怖心を与えている。学校の勉強をしなくてもいい生活が出来るという選択肢も否定されるといる訳です。

立派な洗脳だと思いますが、上で言う洗脳と徹底的な違いが一つだけある。

 

親は自分の為ではなく、子供の為になると思い一生懸命伝えているところです。

 

なので洗脳は過程がネガティブだが結果が必ずしもネガティブではないと結論づける事ができるんじゃないかな。

 

3. マインドコントロール

マインドコントロールという概念もあります。

汎用的で非常に広い範囲の意味を含めるものですが、wikiには次のように定義されている。

 

マインドコントロール(英: Mind control)は、強制によらず、さも自分の意思で選択したかのように、あらかじめ決められた結論へと誘導する技術、またその行為のこと。

非常に分かりにくですが、著者の解釈で言えば、人間に社会的な価値観を植え付けることだという意図がつたわります。

これはこういう物です、この通りにやれば正しいです、という確証を持てるまで時間がかかるものなのでここで定義されたマインドコントロールには長い時間が必要になる。

 

上で述べた学校の勉強の例もそうですが、小さい時から勉強しなさい、いい成績を取りなさい、そうしないと。。。

という周りの働きかけも最終的に学歴主義という一つの価値観に繋がる訳です。

 

大体の人はその教えに従って、決まった道を歩みます。

高校を卒業して、大学に入って、いい会社の内定を目指す。

 

子供や若者なりに遊びたい、はしゃぎたいという気持ちもあっても周りのマインドコントロールに誘導されていつの間にか大人しく育ち、決まってレールを歩んでいる。

 

マスコミの報道やコマーシャルも同じです。

定期的に事件や事項の暗いニュースを放送していると何となく社会が全体的に暗く感じられるようになってしまう。

お互いに信用する事自体がおかしいという一つ変わった価値観がそこにうまれてしまう訳です。

 

コマーシャルの例も同じです。

夏になるとキンキンに冷えたビールをく〜と飲んで夏はやっぱりこれだというコマーシャルが多くなります。その結果、やっぱり夏はキンキンに冷えたビールだという価値観を無意識に持つようになる。

 

キンキンに冷えたビールは胃に悪いという先生のアドバイスや医学的に証明された事実を知っていても平気で飲む。

何時も方法されるコマーシャルによるマインドコントロールが医学の先生のアドバイスより印象が強く、潜在意識と形作られたという証拠です。

 

色々書きましたが、マインドコントロールは自分で決めたようにさせるという現象にマインドコントロールという名前をつけただけで著者が考えるには催眠術も洗脳もマインドコントロールだと思います。

 

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