呪いの反面教師


反面教師呪いの反面教師。

ちょっと怖いタイトルにしましたが、読み終わる頃に気持ちが楽になれる人もいるので 続けます。

反面教師という言葉がある。

こんな人のようになりたくないと思う悪い人を指す言葉です。

あなたの反面教師はどんな人ですか。絶対になるもんかと思っていませんか。

実は、反面教師への思いが強いほどそのようになりやすいと言われている。

その理由はどうも潜在意識の強さにあるようです。

人には顕在意識と潜在意識がある。考えてやる行動は顕在意識によるものです。賢いが制限が多いので行動力がない。

それに対して自覚しないでやってしまう行動は潜在意識によるものです。本能に近い感じなので行動力はあるが判断力はない。繰り返し行動をする、あるいは思い続ければ無意識レベルで行動に移してしまうようになる。

スポーツ選手の練習を思い出せば分かりやすいです。

一流の選手は技を繰り返し練習することで試合中でも無意識に技が出せるようになる。正しい動きを覚えればチャンピオンになり、間違った動きを覚えてしまえばフォームの改善で時間を無駄にする。

あんな風になりたくないと強く思うことも同じです。

あんな風になりたくない思いながらも無意識にずっとその存在を頭の中で描き続けている。一流選手の例と同じように長く、強く思い続けたことは潜在意識に働きかけ自分が嫌だったあんな風な行動をやってしまうわけです。

恐ろしいです。

また、人には否定されればされるほど興味がわくという心理がある。否定命令というそうです。

例えば、「◯◯をしないでください」と言われれば、すればどうなるんだろうという好奇心が強くなる。その◯◯をしているイメージの方が先に思い浮かんでしまう。

小さい子供に実験してみればすぐ分かると思います。

◯◯しないでよ普通の感じで言えば子供は高い確率でやる。好奇心を抑えきれずやってみるのです。叱った感じで言えば、子供は怖くて行動するのを抑えると思うが内心はやってみたい好奇心でいっぱいです。

大人も同じです。

「自転車に乗るパンダをイメージしないでください」と言われたらどうでしょうか。

無意識に自転車を乗り回すパンダの姿をイメージしちゃうのです。多分読んでいるあたなも今パンダをイメージしているでしょう。

緊張しちゃダメですよと言われたら、緊張している自分の姿をイメージしてしまい本当に緊張し出す。

このように否定の形で命令をすればどうしても言われたことの反対の方に意識が向くのです。

反面教師に話を戻すが、

反面教師への思いが強いほど、反面教師と似た人になってしまう。なりたくないと思うほど、したくないと思うほどなってします、してしまう。

凍りつくぐらい恐ろしいです。嫌です。

では、どうすればいいのか。

望まないことへの思いをできれば持たない方がいいです。つまり、ネガティブ意識を持たない方がいいです。

でも、これはおそらく無理です。人間はガードが強い生き物です。ネガティブ方に備える習性がある。

なので、ネガティブイメージへの関心を薄めるといいです。

例えば、「◯◯な人になりたくない」という思いを「◯◯な人のようになってもいい」、あるいは「◯◯な人になってもいい、ならなくてもいい。別にどっちでもいい。」という楽観的な感情を持てば否定的なイメージから解放される。ネガティブへの注目度が下がる。

否定的なイメージにしばられることなく自由な発想が可能になる。自分が望むことを冷静に選べやすくなる。実感です。