嫌われる勇気があれば左から近寄りましょう。好かれたいのなら右から近寄りましょう。
今回は、好かれたい、あるいは嫌われたい人の為に、知って得するメンタリズム誘導テクニックを一つ紹介します。
左から人に話しかければ嫌われる確率が高い、右から話しかければ好かれる確率が高いと言われているが、きちんとした理由がある。
実は、左から近寄れば人に嫌われる訳は人間の体の構造、身体の特徴にあるんです。
その特徴とは何だろうか。
人間は無意識に生命に関わる臓器である心臓を守る習性がある。
つまり体の左側に強い警戒心を抱いている訳です。
例えば、腕を組むときに右手の平を心臓に当てる人の方が圧倒的に多い。
また、原因ははっきりわかりませんが人は追いかけられる場面で右と左の道に遭遇すれば左の道を選ぶ傾向があるそうです。
その理由は左をより先に隠すように、優先的に心臓を守るように左の道を無意識に選んでいると説明する心理学者もいる。
では、突発的に何か起きた時はどうでしょうか。
ほとんどの人は体の左側を先に後ろに引き逃げる、あるいは戦う体制をとる。などなど心臓がある左側をより強く意識した場面が多い。
確かに想像してみれば警戒心を抱いている人やものが左側にあると何と無く圧迫感がありそうな感じもします。
気のせいでしょうか。
それに著者の僕は右利きです。万が一右に何か起きれば左より素早く反応できる自信があるので右の方が安心感がある。
腕組みも右手を心臓のあたりに優しく置いている。
これはおそらく相手にも同じことです。相手にも心臓を守る心理が強く働いているので左側に寄せる警戒心の方が大きいはずです。
ということは相手の左側にいれば心理的な圧迫感を与えるので嫌がる、右側にいれば警戒心が薄れ安心すると解釈できる。
つまり相手に心を開いてほしい、話を聞いてほしい時は右側から近づいた方が効果的とも言えます。
逆に左は警戒心が強いので打ち解けいにくいかもしれない。一つの参考値として考慮してみてください。
例えば、お客さんの右側から話しかければ警戒心がゆるいから商品の説明を真剣に聞いてくれるかもしれない、気に入った異性の人に右側から声かければ守りの体制ではないので近づけやすくなるかもしれない。
とりあえず、一回自分の行動や仕草を観察してみてください。
この場で腕を組んでみるとどうでしょうか。
右手が心臓を優しくカバーするようになっているか。日頃心臓を強く意識して行動しているか、心臓を守るような動きを無意識にやっているか、左に危ない感じのものがあったらストレスを感じ易いなど。
もし、そうであれば相手も同じはずです。仲良くなりたい時は右から近づけましょう。
嫌われる勇気があれば左から近づけましょう。
そして、人にはパーソナルスペースというものもある。その領域に入ってしまったらアウトです。嫌われる。
パーソナルスペースについて、詳しく書かれているので、ここのページを読んでみて下さい。