子供は褒めれば伸びる。本当にそのように思っているので、その証拠になる話をします。
子供を適時に褒めれば脳力につながるので、子供がいる人には興味のある話です。
では、本題に入ります。
どんな親にも我が子が一番可愛いです。そして、我が子がいい人に、できる人に育って欲しいと期待するものです。
しかし、期待するあまりできなかったことや弱点に目が行きがちではないでしょうか。
イメージしやすい例で言えば、子供のテストの結果を見た親はできた問題より出来なかった問題を指摘し、なぜ間違ったか理由を聞き出そうとする。
どうも、できた問題はもう出来るのだから言うこと無しと思っているようです。
実は、ここが子供の伸びに大きいな影響を与えるところです。
ある興味深い実験が行われている。
教授は子供たちを3つのグループに分けて課題を出します。難しい問題と優しい問題を出します。
そして、その時に子供たちのやり方の違いに応じて次のように反応しました。
1つ目のグループの子供たちに対して、やり方が正しい時に「やり方が正しいです」、やり方が間違っていれば「やり方が間違っている」とありのままを伝えました。
2つ目のグループの子供たちに対して、やり方が正しい時だけ「やり方が正しいです」と言って、間違っていれば何も言わないようにしました。
3つ目のグループの子供たちに対して、やり方が間違っている時だけ「やり方が間違っている」と言い、やり方が正しい時は何も言わないようにしました。
この実験の結果、課題が優しい時は「やり方が間違っている」とだけ言われた3つ目のグループの子供たちの成績がよく、逆に課題が難しい時は「やり方が正しいです」だけ言われた2つ目のグループの子供たちの成績がよくなる傾向があることがわかったと言います。
つまり、子供が問題に直面した時はまず褒めましょう。
問題が難しいであるほど褒める効果は大きいです。力を発揮しやすくなる。
間違った子供は落ち込んでいる。自信をなくしているかもしれない。そこに親のダメ出しが入れば致命的な打撃になること間違いないです。
叱ることは置いておいて子供の良い面を褒めて勢いをつけてあげましょう。
子供の成長には勢いが大事です。
子供たちはやる気になればなんでも出来る素晴らしい力を秘めています。
子供は褒めれば伸びます。