人の座る位置心理、喫茶店で近くに座ったら怒る人


座る位置心理

喫茶店やファミレス、レストランにいるお客さんの心理状態がわかる方法がある。それは座る席の位置です。

人は自分の居場所に一番こだわりを持つ。住む家も、座る場所も。自分が心理的に一番安定するところを選ぶ習性があるからです。自然界の動物でいうところの縄張り意識です。それは、喫茶店などの飲食店に入って来る人を観察するとよくわかります。

大体の人は、店に入ってきて目に止まった席に座らない。自分の心理状態に合わせて席を厳しくチェックします。わざわざ席を探してうろうろ歩き回る人もいるくらいです。それは、自分に居心地の良いと感じられる場所を探している光景です。

特に他の人に自分の領域に入って欲しくない人には特徴的な座る位置心理がある。

そんな人の隣に座ればおそらく機嫌悪くなるでしょう。機嫌悪い人の隣に座れば自分も機嫌悪くなるので席があれば離れて座った方がいいと思います。

では、どこに座っている人の近くに座ったら機嫌悪くなるのか。つまり、自分の領域に他の人を入った欲しくない人は店のどこに座るでしょうか。ある実験で次のような結果が出ている。

他人と関わりたくない、話したくない、一人の時間が欲しい人のおおよそ76%が壁の近くの席を選ぶ。真ん中に座るより人の視線を浴びることが少なくなるので壁際の席を選ぶでしょう。

また、他人と関わりたくない人は入って来る人に目を向けないようにドアに背を向けて座ることがある。人に目を向けない限り相手も目を向けないのでさりげなくガードしているわけです。

一人でいたい人のおおよそ64%がこの位置を選ぶようです。

また、店のドアから一番遠い席に座る人も自分の時間が欲しい人です。しかも、人に邪魔されたくない心の表れでもあるので店の奥に座る人は大体何か書いている、あるいは読んでいる、勉強していることが多い。

スターバックスに入って奥へ見渡すと大体本やノートが散らばった席、あるいは自慢のMacBookProで何か打ち込む人が目立つ。一人の時間を楽しんでいるので邪魔になるようなところに座れば機嫌悪くなります。

人に邪魔されたくないという人の77%がこのように店のドアから一番遠い奥の席を選ぶようです。

また、自分の席に人が来るのを嫌がる人は通路側の席に座る。自分を壁に見立てて他人が自分の領域に入ってこないようにガードしているわけです。自分が壁にまでなってガードするのは積極的に否定している証拠ですのでこんな人の隣に座ったら怒るでしょう。

自分の席に他人がきて欲しくない人のおおよそ62%がこのように通路側に座るようです。

その他、邪魔されたらすぐ出るようにドアの一番近くに座る人、ドアの近くに座る人が少ないと想定してドア近くに座る人もいる。

など、他人に邪魔されたくない人の座る位置心理は様々です。行きつけの喫茶店の店内を一回観察してみてください。面白い発見があるかもしれません。おそらく自分の世界に入り込んだ人もいるでしょう。

観察だけで他人や自分周りの状況を把握できちゃうのも賢いメンタリズムなのです。