人の感情を見分ける方法「感情の輪」とは


感情の輪人間関係において感情を理解し、見分けることが出来ればどんなに楽になるか。

しかし、感情は多重で、お互いに影響し合って別の感情が湧いてくるので大変複雑です。

状況に応じて変わり易いので見分けるのがとても難しい。また、性格も絡んでくるとさらに分かりづらくなります。

それもあり、感情という言葉の定義だけで今まで100回以上も更新されているそうです。

同じ定義で表現できなくなり定義し直しているところからみても複雑さは安易に想像できると思います。

そこで心理学者達が人が持つ感情を区別できないか、整理できないか、感情をコントロールできないかなど研究を積み重ねてきました。

そして、たどり着いた結果が1980年に発表された感情の輪(Wheel of emotions)というものです。

人が持つ全ての感情を一つの図にまとめたので、感情の輪は見て分かりやすい。

アメリカの心理学者ロバート・プラッチク(Robert Plutchik)により提案され、当時としては全く新しい試みだったので高く評価されたそうです。プラッチクの花と呼ばれることもある。

では、この図から何を読み取ることが出来るのか。

プラッチク氏によれば、人は8つの基本感情を持っています。

図に描かれた全ての色は異なる感情を示しています。レイヤーは感情の強度(強い感情、基本感情、弱い感情)を示しています。

色が薄くなり、外のレイヤーに行くにつれて強度が弱まって行きます。

また、真逆の感情も確認することができます。たとえば、上の図の「joy:喜び」の反対の感情は同じレイヤーの真下にある「sadness:悲しみ」になる。「fear:恐怖」の反対の感情は「anger:怒り」になる。

このように同じレイヤーの真っ向側の感情は反対の感情になります。

そして感情の輪からもう一つ知る事ができます。

それは、2次感情と言われるもので2つの感情が重なると生じる別の感情です。

例えば、

「joy:喜び」と「trust:信頼」が重なり合うと「love:愛」という感情に遷移する。

「trust:信頼」と「fear:恐怖」が重なると「submission:屈服」(くっぷく)という感情に遷移すると言った具合です。

読み易いように下記の図にまとめました。

感情の輪,emotion wheel,emotion flower

この図はいかがですか。色々と参考にはなると思います。

今回紹介した感情の輪と関連性がある認知的バランスの理論というものもあります。

難しそうな言葉ですか、非常に分かりやすいです。人間関係めんどくさいと思う原因、防ぐ方法で紹介しています。

合わせて読んでみください。

人間関係めんどくさいと思う原因、人間関係を嫌がるのを防ぐ方法について紹介されています。

人の感情について、メラビアンの法則というものもあります。これは面白いです。

合わせて読んでみてください。感情を見分ける決め手は何なのか知ることができます。