あなたに一つ問がある。自分に対して、問いかけてみてください。
私は、成功から逃げ出している?
物々しい問いかけですが、1分だけ時間作って、この記事を読みながらその辺りについて自分と向き合ってみてください。
あなたは成功から逃げ出していませんか。
いいえ、と答える人の中にも確実に成功から自分の意思で逃げている人がいる。
そのように言える根拠はどこにあるのか。
今回は、平均でいいよという考え方の恐ろしい落とし穴を3つ紹介します。
世の中の人は、成功する人と成功しない人に別れます。
確かに、どっちでもない人もいる。
成功するでもなく、しないでもなく並みに生きる人です。
では、この3種類の人間のどれが一番多いと思いますか。
僕はこのように見ています。
3位が成功する人、2位が成功しない人、1位がどっちでもない人。
つまり、平均的な人が一番多いです。
調べるまでもなく、成功してないわけでもないが成功しているわけでもない平均的な人が一番多いのではないでしょうか。
外、5分ほど歩いて周りを見ながら歩いてみて下さい。収入には比例する部分ではあるが、皆はだいたい同じような服装を身につけている。何となく同じスタイル、何となく同じ品質、何となく同じ色、何となく同じメーカ。
何となく簡単に想像できるだろう。
収入で成功を評価すれば、日本の収入のある人のわずか3%が年収1000万円以上というデータがある。
1000万円の年収は、経済的な不自由を感じない生活標準を示す一つの目印です。100のうち、3人だけお金の心配なく暮らし、残りの人は何となくお金の心配が頭から離れていない人々です。お金の面で一つ成功した実績です。
一方、生活保護を受ける人は全体の10%というデータもある。経済的に厳しい状況にある人々です。
収入だけ対象に考えれば、平均的な人が圧倒的に多い。
では、なぜどっちでもない平均的な人が多いのか。
その理由は、我々の考え方にあります。
正直に言えば、成功を邪魔する考え方です。
それは、平均を好むという考え方です。
平均をとれば成功しない。
僕も含め、ほとんどの人は、安心感を求めるあまり、平均を好むようになる。
優れている方でもなく、皆から浮いた存在であることを避ける心理が猛烈に働く。
そして、劣ろいている方でもなく、皆に遅れを取りたくない心理が猛烈に働く。
そして、なぜか良くもない、悪くもない方を選ぶ傾向がある。
実は、この選択肢が成功したい意欲を落としていると思うんですよ。
なぜ、平均が悪いのか。僕が邪魔者扱いしているのか。
理由は3つほどある。
1. 平均を求めれば、立ち位置がわからなくなる。
平均を好み過ぎれば、自分の立ち位置がわからなくなる。
自分の良し悪しは分からない。何が出来て、なにが出来ないかがわからなくなる。
能力あるのに、才能あるのに活用できない。発見すらできない。これは、非常に勿体ないことです。
このように勿体無さを感じることありませんか。
実は、自分にこんな能力あるのに、これなら出来ると自信持っているのに行動に踏み出せないという理由で自分の夢を諦めている人も沢山いる。
そのような人は、好んで自分の成長を止めているに等しいです。
これが平均が良くない2つ目の理由になる。
2. 平均を求めれば、成長が止まる。
これでいいんだ、というコンフォートゾーンに入ってしまい、チャレンジ精神を忘れる。
この精神状態は、行動を好まない精神状態です。しかし、行動無しの刺激なし、刺激無しの成長無しです。
これ新しいぞ、と好奇心をくすぐられなければ学ぶ喜びも感じないからね。
平均を求めれば、好奇心に対して価値を感じなくなります。
知識を吸収したいという熱い気持ちがなくなれば、当然成長が止まってしまいます。
成長が止まるのは、常に動いているこの世の生き物にとっては致命的な打撃ですからね。
置き去りにされます。
でも、ほとんどの人が信じ切ってやまない、平均というものは存在しないと言ったらどうでしょうか。
これが、平均が望ましくない3つ目の理由です。
3. 平均はそもそも存在しない。
平均を求める数式はご存知簡単です。要素を足して、要素数に割るだけです。
これじゃ、一番上と下が考慮されない。
実は、物事の本質は極端な所にあります。本音はポロりっと出てしまう所にあります。
つまり、一番大事なところは両端にあると言うことです。
その考慮無しで、実態が分かるとは思えないんです。
平均値はそこから大きく外れてる。平均値だけ目安にすれば、物事の実態について薄い理解のまま生きることになるのでこの辺りは気をつけないといけないです。
何かあった時に、この理解不足が命取りになる気がしますね。非常に危険だと思います。
このように、平均は方向性をイメージさせるが本質はそこに無いことを常に頭に置いた方がいいと思いますね。
僕もこの考え方を先頭に置いてやっていこうと思っています。
平均より外れたところに意識を向かせて行きたいと思います。