経験豊富な教師が教える人を納得させる簡単な方法


人を納得させる、説得するに
は至難な技が要る。簡単なことではありません。

そこで今回は、経験豊富な教師が長年の経験で身につけた生徒を納得させる方法を紹介します。

僕もかなり考え込んでいい方法だと納得しました。

実験でも効果が証明された方法です。ビジネス、恋愛、人間関係、子育てなどあらゆるところで通用します。

経験豊富な教師が教える人を納得させるその方法とは、同じことを3回繰り返すという方法です。

同じことを3回繰り返せば、説得の効果が確実に上がります。

具体例を挙げます。

1回目、教師は大事なポイントを説明しながら教科書を読む。

この段階では、生徒の耳から情報が入る。

しかし、ほとんどの生徒は教師の読んだ内容を右から左に受け流す状態です。

2回目、教師は先ほど読んだ内容を復習しながら黒板に書きうつして説明します。

この段階では、生徒の耳と目から情報が入る。

すると、教師の最初に教えたことを思い出せる状態になる。

そういえば、先生が教えていた、確かに◯◯という内容だったと思い出せる。

3回目、経験豊富な教師は自分が情報発信の主役として終わるのではなく、生徒に積極的に参加してもらう。

この段階では、生徒に自分が教えた内容を復習させ、教えたことについてどう思っているのか意見を求める。

そして、間違っていれば説明し直す。

このようにすると、生徒は自分から発言することで、先生の伝えたことが今度、自分の知識として認識されるようになる。

生徒がここで初めて自分から、自分の意見も含めて先生の教えたことを話せるようになる。

これが、インプットとアウトプットの正しい比率です。

先生が教えたことではなく完全に自分の知識となるわけです。

まとめると、一回目は教える内容を読んで聞かせる、2回目は同じ内容を繰り返し読みながら黒板に書いて見せる、そして3回目は生徒に同じ内容を繰り返し話して、あるいは読んでもらう。

こうすることで生徒が情報インプットだけではなくアウトプットも出来るので自分の知識として受け入れるわけです。

3段階に渡って同じ情報をインプットしているので納得にもつながるのです。

この裏付けとなるような実験がアメリカのケント州立大学で行われている。

ある映像を実験の参加者に見せる。

映像にはビニールの手袋をはめていない人が歩いているが「あの手袋は指紋を隠すためだよ」と真実と異なる情報を伝えます。

そして、結果をまとめたところ、間違った内容を1回だけ聞いた人より3回繰り返し聞いた人の方が6倍以上誤った情報に納得し、そのまま事実として受け入れたという。

つまり、誤った記憶に支配されたというわけです。

これは日常的にも通用するテクニックです。

例えば、相手を3回同じ内容で褒めてみてください。

相手が子供だったら素直に一回目で喜ぶが大人になればそうも行かなくなる。

1回目で、褒めてくれて嬉しいがお世辞かもしれないという疑いの気持ちの方が大きい。

2回目のお褒めとなると本当に褒められているかもしれないと以前より意識を向けるようになる。

そして、さらに褒めると違和感がなくなり、素直に褒められたことを認めるようになる。

好きな人に気持ちを伝えることにも効果が期待出来る。1回告白してダメだったら諦めずに3回までやることです。

本当に好きなんだなと心が許してくれる可能性が大きくなる。

説得力を高めたいと思っている方は繰り返すというポイントに注目しながら、やって見てください。

そして、説得力に関するつぎの記事も読んでみてください。何かとヒントは得られると思います。