歩幅を広げればやる気をアピールすることができる。それだけではなくやる気を出すこともできる。
理由があります。
人の歩幅は3つの要因により決まっている。
- 体格
- 柔軟性
- 元気さ
体格
これは分かりやすいです。身長が高くて、足が長ければ当然歩幅も大きくなる。
極端な例ですが小さい子供がチョロチョロ小さく歩くのは足が短いからです。
柔軟性
二つ目は股の関節の柔軟性、可動域です。
これもわかり易いです。股の関節が柔軟であればあるほど足が動ける範囲が大きくなるので歩幅も自然と広がります。
わかり易い例はお年寄りです。
年を重ねると運動不足になり、関節の柔らかさが失われます。
これにより足の関節の可動域が小さくなるので歩幅も小さくなるわけです。
元気さ
そして、三つ目は元気さです。
つまり、気持ちが元気で心のエネルギが大きければ歩幅も広がるということです。
精神的に安心している状態、明るい気持ちの時は筋肉の運動を支配する運動中枢の神経が活発に動き、自然と足の動きが自由になる。
逆に元気がなければ歩幅も小さくなります。
それが不思議と相手に伝わり易いので弱い印象を与えてしまいます。
人間を含む生き物は相手の弱点を見つけるのが得意です。野生の生き物で想像しやすいですが、相手の弱点につけば有利な立場に立てますからこの辺りの能力は抜群に発達している。生き延びやすくもなるので必死なんです。
人間も同じです。
思いやりや優しさはあるが基本的に自分が有利になる方法を探っている。
それは相手の弱点を探ることでもあるので本能的にこの能力が発達している。
もし、相手に弱い印象与えてしまえば、それを壊すには相当な時間が必要になる。そして、楽しい人間関係を築きたい気持ちが台無しになる。
それだけではなく、第一印象が悪ければ伝えたい話に相手が耳を向けてくれなくなる。
どんな価値ある内容でも価値が半減します。それに恐ろしいのは、悪い第一印象は仲良くした後も復活し易い。
人間は自分の下した判断は一番正しいと思っているので、やっぱり自分が最初に受けた印象が正しかったという気持ちになり易いです。
仲の良さを維持するには大きなエネルギが必要になるわけです。
歩幅を大きくして元気でやる気のある自分をアピールしましょう。
それがアピールだけではなく自分をやる気にさせてくれるので大きく歩くことを意識しましょう。
以前、無理やり作った笑顔に脳が騙されて元気良く振舞うことを可能にしてくれると笑うかどには福来るで紹介しています。
歩幅を意識して大きくするのも笑顔を作るのと同じで脳が元気になるように働いてくれるわけです。
歩幅が小さいと元気がなく、本当の年齢より老けた印象を与えるので注意しましょう。
自分の気分も落ち込ませてしまうので要注意です。