我々人間には、自然界の他の生き物から学べるものは多々ある。
感じて、学んで行こうという姿勢があればですが。
そこで、確かなメッセージ性がある母鳥のある神対応を紹介しようと思います。
心温まるいい話です。
母鳥も人間同然生まれてくる我が子がまちどうしいです。
そして、早く出てきてほしさのあまり、雨の日も風の日も自分が傘の代わりになり、卵の中にいるヒナ鳥を温め続けます。
雨に濡れながらも卵を温める母鳥の映像を見たことあるでしょう。
必死になって守るんです。
ただ、母鳥を必死にさせるもう一つの本能があるらしい。
それは、卵の殻が固くて、割れにくいであってほしいという本能です。
だから、より硬い殻を作るためにグラスや石をたくさん食べる。
それは、次の二つの理由があるからだと学者たちが見ている。
- ヒナ鳥を頑丈な殻でガードしたい
- ヒナ鳥が簡単に殻を破れないようにしたい
1つ目の理由は、わかりやすいです。
卵の殻が頑丈であれば衝撃や攻撃からヒナ鳥を守るからそれは硬い方がいいです。
でも、2つ目の理由は、殻から早く出てきてほしいとは矛盾している。
なぜ、ヒナ鳥が殻を簡単に破れない方がいいでしょうか。
実は、そこに人間が学ぶべきポイントがある。
母鳥は、ヒナ鳥が自分の力で殻を破って出てきてほしいのです。
それが出来なければ、厳しい環境で生きていけないことを本能的に知っているから母鳥は殻を割ってあげることもしないです。
自分が卵の殻を空けたらヒナ鳥が自分の力で飛べなくなることを知っているからです。
ヒナ鳥は、何日もかけて少しずつ殻を破りながら力を付けていきます。
これができなければ殻の中で死んでしまいます。殻から出しても死んでしまいます。
これを母鳥が知っているから鍛える手段として、殻を固くしている訳です。
実は、母鳥の厳しい態度をヒナ鳥も本能的に知っている。
だから、自分の小さい翼、嘴で一生懸命殻を破って出てくる。殻から出てこれないものは、そこで死ぬ。
自分の力を目一杯使って殻を破って出てきたヒナ鳥には、自信と体力がある。
殻を破った、頑張った自負があるので、そんな高い木の上から必ず飛び降りる自信があるわけです。
ヒナ鳥が自力で飛べられるようになるには、母鳥の殻を破ってあげないという厳しい姿勢が必要だったんです。
どうでしょうか、この母鳥の厳しいけど、奥深い愛情。
素晴らしいですよね。
厳しさも必要だということですよ。
母鳥の場合は、これが本能のメカニズムで動いていると思うと本能って凄いなと思ってしまいますね。
意識高い我々人間には、潜在意識というものがある。
ここでちょっとだけ潜在意識の話になりますが、実は、我々の行動の9割近くがこの潜在意識によるものだと言われている。
ほとんど考えて動いていません。余計な行動範囲で潜在意識が形成されてしまえば、生涯無駄な動きをして過ごすことになる。
その逆で、潜在意識が効率的で賢い行動パターンで形成されていれば、それだけプラスな人生を運ぶことができます。
そこが裕福や貧乏や成功者、失敗者、など色々差がつく訳です。
では、その差を埋めるにはどうすればいいのか。
賢い行動で形成された潜在意識の幅を広げるしかありません。
つまり、自動化できる行動を全部自動化するべきです。行動をシンプルにするべきです。
意識的にやるルーティングワークを自動化するべきです。
賢い行動パターンで身を埋めるべきです。
運がよかったことに、我々は習慣づけることで自動化された行動パターンを身につけることができる。
潜在意識に新しい自動化プログラムをインストールできます。
手段は、練習ですね。
意識して練習することで考えなくても動く自動化行動を身につけることができる。
このあたりを意識して日々過ごせば、ちょっといい生活を送れるようになるかもしれません。
プラスになることは間違いないですね。自分も日々心がけていることです。