羽生結弦のオリンピック連覇に日本中が沸き立っている。
あっ、ちょっと言い過ぎました。確かに喜んでいるが、沸き立つまで冷静さを失っていません。笑
羽生結弦のオリンピック2連覇で勝つ人のメンタルを完璧に分かった気がします。
そのメンタルとはどんなメンタルなのか、とっておきの秘密話をこっそり共有します。
ピョンチャン・冬オリンピックは熱いです。
スポーツ競技は、もちろん、朝鮮半島の合同チームが参加したり、ロシアの一部の選手がオリンピック旗下で参加したり、僕はちょっと新鮮さを感じています。
で、一際注目されたのは、男子のフィギュアスケートです。
フィギュアスケートなんか、あまり見ない僕でさえ夢中になれましたから。笑
日本の羽生結弦が連覇しましたね。
この種目でオリンピック連覇は66年ぶりだそうです。
半世紀以上どんな強者も到達出来ていない実績なので羽生が伝説を作ったと大きく報じても全く違和感ないです。
彼は、伝説になれたと思います。
怪我もあり、色々苦労してきて本番で平常心で結果を出せるって心が強くなければ出来ないことです。あの涙、本人が相当苦労した事を物語っている。
感動しました。
そして、今回はライバルの失敗も大きかったと思います。
もし、5位のネイザンがショートで失敗しなかったらどんな結果になっていただろう。
その失敗の意味は大きかったです。
ネイザンの失敗で勝つ人のメンタルが分かった気がしました。
まず、羽生がライバルの失敗で心のゆとりが出来ました。意識していたライバルが視野から外れましたからね。
多分、本人の中では、よーし、ライバルは後は、自分だけですよ、と自分の演技に集中できたと思う。
勝つ人は、自分との戦いに勝つ。
自分と向き合える人は強いです。
しっかり自分に言い聞かせ、失敗しないで演技しきれました羽生は間違いなく精神力強いです。
ここで、逆に後ちょっとで優勝だー、となれば気持ちの方が先走って心身一如できず間違いなく失敗していたでしょう。
一方、ネイザン。彼はまだ若い。
この先も日本勢のライバルとして立ちはだかるでしょう。
彼はショートで失敗し、大きく出遅れました。
でも、フリーの演技は圧巻でした。
恐らく、メダルが取れないのは確実になったことで思いっきり滑れたと思う。
失うものがなくなりましたからね。
本人の中でも、失敗して残念だが夢の舞台に立てているから残りは楽しもうとなったでしょうね。
あの時の浅田真央そっくりですよ。
失敗したが一晩で気持ちを切り替えて次の日に最高のパフォーマンスを見せた。
勝つ人は、気持ちの切り替えが速い。
普通は、あー、もうだめだー、と言って一晩悔しさのあまり寝付かず次の日に寝不足でまた失敗するじゃないですか。笑
ちょっとアルコールもいれた次の日にぐたぐたじゃないですか。
あっ、僕じゃないから違うか。笑
さすが、二人ともプロの中のプロです。
そして、二位の宇野昌磨選手。
彼に対する今後の期待が大きいです。
多分、次のオリンピックでは日本中が彼に大きいな期待を寄せるでしょう。
だから、次の4年間、彼にとって凄く大事な時期になると思う。
ここで、精神力を鍛えて、やり続ければ次のチャンピオンは彼です。
その時、またネイザンが襲いかかって来るから一オリンピックファンとしてこの4年間の彼らの活躍、そして、次のオリンピックが楽しみです。
勝つ人は、やり続ける。
この話から外してはいけないのは、三位のハビエル・フェルナンデスです。
彼の活躍にも感心しました。
彼は、僕が知る限りな、いつも上位周りで熱戦を演じている。
年齢は、スケーターの中では、若くはないが高パフォーマンスを長く維持し続けている。
普通は、年が上がればパフォーマンスが下がるものです。
体力の衰えを補う彼の自己管理力素晴らしいと思います。
プロの世界となれば、ご飯一つで、一晩の遊びで、練習メニューの変更一つでパフォーマンスが変わると思うからね。
コツコツと継続的に体の声を聞きながら微調整を続けているのだと思う。
勝つ人は、自分のインナー声を信じる。
世界レベルになれば、微調整とメンタルが差を生むのだと思う。
そこんとこ、しっかりやれた方が勝ちの世界だと思う。
彼らの活躍でそのように感じました。
大舞台で、人々の心を引きつける彼らは皆勝者です。
勝つ人のメンタルを持つ超人たちです。
オリンピックはまだ続いている。思う存分観戦しましょう。
スポーツマンシップ、ライバル同士の格闘、選手達の自分との格闘から目離せないです。
努力の代表達が見せるパフォーマンスに間違いなくいい影響を受けるでしょう。
勝ち負け関係なしに今の世界を代表する人々の活躍をこの目で見れるチャンスだから、見逃さずに好きなスポーツを観戦して感激しましょう。
そして、感激で終わらすのではなくその感激を今度自分のモチベーションにしましょう。
心がとても熱い状態なのでどんな要求も歓迎してくれます。
勝つ人は、モチベーションを与える。
結局、人の行動はほぼモチベーションで動いている。
明るい結果が待っているので頑張る。
その結果を思いっきり楽しむために継続してやれる。
不味い結果が予測されていればそのようにしたくないというモチベーションで頑張る。
圧力も視点を変えれば確実な利益が期待されるモチベーションです。
モチベーション得られる時間は貴重です。
その時間を探し当てるのは、難しいですが、一旦尻尾をつかめばその先までたどり着くのは意外と簡単な気がしますね。
ちょうど冬オリンピックがこの記事を作成した時期と重なっている。
一つ、自己モチベーションを発見できるチャンスです。
そして、競技を楽しみ、その裏にあるドラマ、哲学、人生、ストーリーに注目して観戦すればモチベーションはもっと見つけやすくなるでしょう。
勝つ人は、自分のモチベーションを見つけ当てる努力する。