臆病者が成功する確実な方法、実例を一つ紹介します。
NIKEの創業者、フリップ・ナイト氏は、実は、臆病者です。
彼は、決断できず、10年近く悩んだ。そして、安全第一を考えて、リスク起こさないように慎重に地道に行動した。
ちっとも、皆が思う思いっきりのいいビジネスマンらしくないです。
なのに、NIKEのスロガンをJust do itという気取ったフレーズにしている。笑
Just do itというスローガンは、見たことありますか。
聞いたことありますか。
多分ある。
もし、始めて聞いたというのであれば、NIKEの服があれば、どこかにJust do itが書かれているはずです。
やるだけ、という意味です。
NIKEにまつわるサクセスストーリーは、ご存知の通りです。
バスケのスーパースター、ジョーダンを始めとする多くのスター選手と契約し、彼ら、彼女らの活躍の影響もあり、一時期市場の独占するまでに成長したブランドです。
その勢いで機能性のあるスポーツウエアを次々と世に出し、世界的有名なブランドになりました。
僕もNIKEの一番有名なブランド、エア・ジョーダン14を愛用したことがあります。
履きやすくてバスケするのに最適です。得点まで伸ばしてくれます。笑
あの靴を履いて100点とったことがあります。
これは嘘です。笑
今日は、NIKEにまつわるあまり知られていないストーリーを紹介します。
最初の一歩ができない人には、いい刺激になると思います。
NIKEの創業当初の資産は、いくらだったかと思いますか。
500万円、1000万円、1億円、10億円?
答えは、ここにありません。わずか1000ドルです。
13万円ほどでしょうか。
今の総資産300億ドルと比較すれば、その成長ぶりが明らかです。
実は、そのNIKEが会社としていい感じに回れるようになっていても、副業事業のままだったという事実は、ご存知でしょうか。
疑う人の方が多いと思いますが、これは会社のヒストリにも正式に載っている本当の話です。
NIKEの創業者のフィリップ・ナイト氏が大学院の授業で出されたスモールビジネスの考案という課題で選んだのは丈夫で履きやすいスポーツシューズを作るというプロジェクトでした。
フィリップ・ナイト氏が中距離ランナーだったので、自分が納得できる丈夫で履きやすい靴を作りたかったのです。
これがNIKEの始まりです。
フィリップ・ナイト氏、大学院を卒業し、そのあと一般会社に入社するが、仕事のかたわらシューズのビジネスもゆっくりではあるが着実に進めていた。
ゆっくりではあるが、着実にです。
最初は日本のスポーツシューズメーカの靴をアメリカで売った。
当時のオニツカタイガー、現アシックスです。
フィリップ・ナイト氏は、当時のオニツカタイガーの靴をアメリカで売りながら、その機能性を高く評価し、参考にしながらNIKEの開発に全うしました。
しかも、本業も持ちながらです。
すごい作業量だったでしょうね。
本業をやめて、シューズのビジネス一本に絞ればいいのにと思う人もいるが、彼にはあるこだわりがあった。
安全策をとって、本業をやめない事。
とりあえず、安定した職についている事。
NIKEの事業は試行錯誤をひねってビジネスとしてある程度の安定まで持っていきますが、それでも彼は本業を辞める勇気を出せずにいた。
彼が言います。
安定した職業を失うのは、怖かった。
本業があるという安心があったからこそ裏でコツコツと事業が進められたんだ。
この長い間の試行錯誤が僕に知識をくれた。
大学院の課題に着手してから、NIKEを本業として専念した時期から逆算すれば10年近く副業としてやっていた計算になる。
臆病というか、用心深いというか、コツコツと非常に慎重にやったわけですよ。
もし、これがダメだったら本業があるから安心という狙いもあり、深夜と休日出勤のない休日はシューズのビジネス、平日は本業です。
副業をやる日本のサラリーマンもこんな感じです。
ハードワークです。
一般的に、ビジネスマンはリスクを怖がらず、どんどん仕掛けて行くべきだというイメージあるじゃないですか。
リスクを負わないなら、ビジネスは辞めなさいという言葉まである位、ビジネスはタフです。
でも、ナイト氏のサクセスストーリーを聞いていると、必ずしもそうじゃないことがわかる。
ナイト氏みたいな臆病者でも、自分が苦手とする分野、怖がる分野でも成功できる
しかも、大成功です。
コツコツと計画的に行動を継続できれば大体のミッションは達成できる。
それが深い知識となり、自信と行動換気になり回っていく事がナイト氏の道のりから感じられると思います。
やっぱり、この2つのキーワードに尽きる。
これが、険しいが成功への一番確実な方法である気もしますね。
今がタフでも、明るい将来を想像して、コツコツと着実に行動していきましょう。
計画をしっかり立てれば、フィリップ・ナイト氏のような大きいな成功を収める事は間違いないと思います。
本業の傍ら、いろいろ行動していきたい僕には勇気与えたストーリーです。
同じ考えの人にも勇気を与えるストーリーだと思います。
お互いに頑張りましょう。
コツコツとしっかりやっていきましょう。