100%行動に導く強力メンタル・トリガー(2)


我々の行動に活気づけるメンタル・トリガーというものがある。そのメンタル・トリガーがあるおかげで、我々は目標を達成できるように行動を維持させるのです。

我々を行動に導くメンタル・トリガーは大きく2つあります。

その一番目は、達成感です。前回の記事で達成感の役割、強力なメンタル・トリガーになる理由について述べました。

しかし、その達成感には敵もいる。

それが今回紹介する二つ目のメンタル・トリガーです。

では、二つ目のメンタル・トリガーは何でしょうか。

それは、ズバリ、恐怖です。達成感とは真逆な感情ではあるが、行動に導く威力は文句なし強力です。

では、恐怖とは何でしょうか。なぜ、メンタル・トリガーとして注目されているのか。

2. 恐怖

恐怖も行動の原動力になる強力メンタル・トリガーです。ただ、一つの前提条件が整えなければ、ちゃんとしたメンタル・トリガーとして働かない。

話をわかりやすく進めるために一つ例をあげてみよう。

目標達成が難しく、もがき続ける一昔前の自分のことを思い出してみてください。もし、そんな経験がないと言うんだったら、そんな状況を想像してみて下さい。

やっても、努力しても、挑戦しても、目標達成につながる成果が出せない状況が続いている。体が疲れ果てているし、心もいつまで経っても不安いっぱいで毎日を何となく過ごしている。体も心もボロボロです。

こんな状況で一番先にどんな感情が湧き出すでしょうか。

飛び跳ねて叫ぶくらい嬉しくなるでしょうか。それとも、自分の状況が理解できない、解決策を見つけられない自分が情けなく、泣きそうなくらい悲しくなりますか。

間違いなく後者を選ぶ人の方が多いでしょう。努力しているのに出来ていない状況は、実際に悲しい。心も折れる。

そして、対策を打たなければ、その不安は上々に恐怖に変わって行く。

最初は、「や〜、やれると思ったのに、なかなかできないぞ、心配だな」と不安げに言うでしょうけど、日が経つにつれ、不安がつのり「出来なかったらどうなるんだろう、どうしよう」という恐怖心に変わって行く。

心配がどんどん冷汗になるでしょう。冷汗ところか、恐怖で思考停止プロセスに主導権を握られ、動きまでが封じ止められてくる。

恐怖は思考を停止させる。

コアバリューさえ忘れさせてしまう。

これじゃ、目標を達成するところか、その前提である行動ができない危うい状況です。このままでは、自尊心を失い、活力が全面的に低下する恐れがあるので非常に危険です。

では、こんな恐怖に押さえられる危険な状況で何をしなければならないのか。何ができるでしょうか。

ここで、上記で述べた恐怖が強力メンタル・トリガーになる条件の話とつながる。

その条件とは、ズバリ言ってしまえば、自覚です。

恐怖が行動に導くメンタル・トリガーになるには、自覚が必要。

自分が陥っている困難な状況、自分を恐怖におとしめている現状を自覚しない限り、次に進むことはできない。状況を自覚してこそ、冷静になることが出来る。思い切りの良さ、勢いも出るはずです。慎重にもなれるはずです。

これだけの状況が整えれば、同じ失敗は二度とするもんか。

我々人間は、学習する生き物です。失敗、特に自覚する失敗は繰り返さないように勤めるのです。

恐怖は過去の出来事の産物です。解決できていない以前の失敗への悔いは、今の恐怖になって現れている。例えば、数年前に借金して立ち上げたビジネスが失敗に終わったとします。そのあと、借金と負債だけが残り、数年間、借金返済に苦しむ日々を送ることになる。

この苦い経験がビジネスを立ち上げることに対する恐怖となり、ビジネスで成功する熱い気持ちを冷ましてしまう。

でも、ここで思考転換しない限り、苦しい心情は打開出来ない。

ビジネスが失敗した時の経済状況が悪かったかもしれないし、経験が浅くて、やり方が間違ったかもしれないし、乗り出すビジネス分野を間違ったかも知れない。

つまり、失敗の経験もあるし、1回目の失敗で得られた確実な情報も手に入っている。失敗は、いくらでも考え直せる。計算し直すことも出来る。以前の失敗からプラス方向に導く材料はたくさん見つけられる。

少なくても以前より慎重に動けることは間違いないはずです。

このようにプラスに考えるには、自覚が土台になるのです。

自覚された状況、考え直された以前の失敗への恐怖心は、達成感に次にくる、正しい方向に導く第二のメンタル・トリガーになるのです。

あなたを行動に導ける恐怖や不安事は何でしょうか。何に達成感を味わえるのか。今一度、自分のメンタル・トリガーについて考えてみて下さい。


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