賢い子供の育て方はどんな親も考えていることです。僕も考えています。
そこで地頭のいい子供の育て方について1ついい方法を紹介します。
そもそも、頭いいという概念は曖昧です。捉え方によって変わったりするが、次の3つに関しては、頭がいい絶対条件です。
その3つとは、
- 想像力
- 記憶力
- 柔軟な発想力
です。
この3つの脳力が強力であればあるほど物事の見方が広がり、問題解決力が増します。鍛えれば鍛えるほど子供の地頭が良くなり、将来を自力でうまく切り開いていくはずです。
前置きをここまでにして、我が子を頭のいい子供に育てる一石二鳥の方法を紹介します。
想像力、記憶力、柔軟な発想力が同時に鍛えられる方法です。
確かな効果を実感しているので試してみてください。
その方法とは、子供が想像しているのと異なる事を思い浮かばせるように質問をする事です。
例えば、アニメのピーターパンを前日見たとします。
ピーターパンには、色んなキャラクタが登場します。服装も特徴的で絶好の問題になる。
そこで次のように質問をします。
親:ピーターパンのサングラスはどんな色だっけ?
ご存知の通り、ピーターパンはサングラスを着けていないので子供は疑問にぶつかります。ピーターパンがサングラスをつけていないのに親はなぜこの質問をしたのか。
いくら記憶をたどってもサングラスをつけたピーターパンは出てきません。
で、次のように答えるはずです。
子供:ピーターパンはサングラス着けてないよ。
そこで、親がさらに次のように仕掛ける。
親:ピーターパンのピンク靴のひもが黒だっけ?
子供がそんな靴を履いたピーターパンを想像します。
そして、記憶力を働かせてピーターパンの靴を思い出そうと努力する。
当然、そんな靴は無いから子供がそんな靴ないことを親に伝えます。
そして、親がどんどん次のように仕掛けていきます。
ピーターパンの自転車、ピーターパンのスマートフォン、ピーターパンのズボンのスタイルなど実際に存在しないことを題にして質問していきます。
このように予想外の事を聞き続けると子供の想像力、記憶力、思考力がどんどん鍛えれて行きます。
まず、想像と異なる事を聞き続けると物事に対して疑問視をする癖が着きます。
疑問をもつ癖がつけば考える力、思考力が着きます。
考える力がつけば、子供の将来は心配ありません。
いいこと、悪いことを簡単に判断つくようになりますので常に正しい答えを出せる力が着くはずです。
周りに流されることなく、自分で考えて行動する大人になるので疑問を持つことは褒めていいことです。
そして、現実に無いものを想像することで想像力がつきます。
サングラスをつけた、スマートフォンを持ったピーターパンなんていません。
しかし、子供は想像できます。頭の中でその形を描きます。
色んな現実にないものを作りあげていくので思考がどんどん柔らかくなります。想像力が鍛えられる。柔軟な発想力がつきます。
想像力と思考力がつけば、引き出しをどんどん増やせる事ができるようになります。
想像力があり、柔軟に考える子供の将来は心配要りません。正しい答えを見つけ、より楽に生きることができる大人になる。
そして、記憶をたどり思い出すことで記憶力が鍛えられます。
細胞の回路をたどって過去の記憶を引き出そうとする思考プロセスが記憶力を鍛えてくれます。
特に小さいうちに沢山鍛えてあげた方がいいです。
そもそも、子供は想像力の宝石箱です。親よりも優れています。小さいほど現実社会について知識が浅い、比較対象が少ないので問題に直面したら想像力に頼るからです。
毎日疑問だらけの生き方しているので自分なりに解釈して理解しようと努力しているわけです。脳みそが常にアツアツの状態です。
そこで親の仕事は、疑問を作ってあげて、子供に考えさせることです。
子供は質問するのが得意ですが、与えられた疑問に対する質問にとどまる。
そこで疑問を増やして上げれば、子供の方が勝手に想像して思考を拡張させていきます。
より幅広く想像し、より深く考えられるようになる。過去の記憶なんかすぐ引き出せるのでおそらく失敗も少ないはずです。
PS:一人の読者さんからいい案をいただきました。
理由を追求する子供に育てることが大事です。
大賛成です。
理由を追求する癖がつけば、問題の根本原因を発見し、分析できる大人になれると思います。
どんな視点でどのように追求し、深堀すれば問題を発見できるか早いテンポで考えるので頭の回転もスピーディになります。
確かに地頭がいい子に育つはずです。