Facebookチェックから一日が始まる人が多くいる。
その人の行動パターンもだいたい決まっている。
誰か私の投稿に「いいね」してくれたかな、コメントを寄せてくれたかな、投稿をシエアしてくれたかなと期待を抱きながらF字のアプリボタンを急いでタップする。
そして、いいね、コメント、シエアがあれば喜びを感じる。
そのあと、関心を持ってくれた人にお返しがしたくなり相手の投稿も「いいね」したり、コメントを返したり、シエアして上げたりする。
この一連の動作は、ほとんどのFacebookユーザに共通する行動です。
行動というより、立派なくせです。
ちなみに、研究結果、ここまで平均7分かかるそうです。
ちなんで、7分症候群という心の病も注意されている。
このページでは、Facebookを使う共通心理である、沢山いいねを押してもらう方法を紹介します。
これさえ抑えておけばFacebookのいいねが劇的に増えます。
前置きとして一つ面白い研究結果を紹介します。
脳とFacebookの反応の関連性について調べた研究です。
ご褒美や報酬、快感などに重要な役割を果たす側坐核(そくざかく)という神経細胞の集団が前脳にある。嬉しさのセンサーみたいなところです。
その側坐核が、「いいね」などFacebookのポジティブ反応に強く刺激されることがわかったそうです。
側坐核は、おいしい料理を食べた時、社会的に認められて充実感を味わえた時、生理的な満足感を得られた時など、基本欲求が満たされた時に強い反応を示す部分です。
つまり、Facebookから得られる満足感はいかに深い影響を与えるのか分かるでしょう。
基本欲求を満たすレベルです。
しかし、影響が強い分、依存性があるとして注意されているのも事実です。
現在、Facebookを12億人が日常的に使っているというデータがある。
もちろん増えます。
その半数以上が一日に一回は友達の投稿に「いいね」をし、30%が複数回「いいね」をしているというデータもある。
いかに関心が高い機能か分かると思います。
せっかく人が集まるところなので、自分有利に活用できれば賢いです。
そこで出てくるのが、いいねやシエアといった拡散機能です。
では、我々はなぜ「いいね」をするのか。
何が我々を「いいね」を促すのか3つの使い方を紹介します。
1. 共感を伝える
「いいね」は共感を伝えるものです。
我々は特定の投稿内容に共感する場合、私も同感だ、賛成だという意味で「いいね」をする。
逆に「いいね」しないと共感しない、関心を持たないことを意味する。
人間は社交性のある生き物ですので反対の意見より賛成の意見を重視する。
賛成の気持ちを伝えないと反省すらする。
心当たり有るかも知れませんが、共感するのに「いいね」をしないと心の残りができ、引きずってしまうことってありませんか。
共感で相手が嬉しくなることを知っているからこのような心理が強く働く。
2. 速くて簡単な挨拶
「いいね」は最も簡単な挨拶の仕方です。
なりつつあると言った方が適切かな。
相手の投稿に「いいね」をすると投稿した人だけではなく投稿に感心を持つ人々に自分の存在感をアピールできる。
しかも、バーチャル空間なので相手に抵抗感を与えずにすんなりとコミュニケーションの場に入り込む事ができる。
人間は孤独が恐いので潜在意識レベルでなるべく沢山の人と繋がりたいです。
実世界では限界があるのでボタン一つで出来てしまう「いいね」は好意に受け入れられる。
3. ポジティブ感情を伝える
Facebookに「いいね」(like)の反対の意味を持つ「dislike」というボタンがあると想像してみてください。
自分の投稿に「dislike」がきたらどのように対応するでしょうか。
一部の人は限って「dislike」に対して「dislike」で仕返すかあるいは関係を断ち切るでしょう。
でも、こっちの方が自然な対応です。
なぜなら、人間には自分の存在感を守り、否定されると対抗する心理があるからです。
その逆もあり、賛成に賛成でお返しする。
相手を否定すれば、否定で仕返しされる。
これは良くない事です。ポジティブな感情を伝えることでポジティブな感情が生まれる。
「いいね」にはポジティブ感情を生む大事な役割があるんです。
「いいね」をするだけで相手を褒める、励ます、後押しする、認めるなどポジティブな人間関係が簡単に作れる。
このように我々が「いいね」したくなる心理は確かにある。
人によっても多種多様だと思うので今度は貴方は何故「いいね」をするのか考えてみてください。
Facebookを楽しく使って行くきっかけになると思います。
Facebookはビジネスでも欠かせないツールです。
集客はFacebook一本という起業家もいるくらい強力で頼りになるツールです。
ただ、Facebookの正しい使い方、賢い使い方を知らなければただのソフトです。
そこで一冊紹介します。
Facebook心理、Facebookの正しいやり方、ビジネス活用方法について詳しく書かれた本です。
特に、Facebookをいかに収入に結びつけるか徹底的な調査をもとに書かれている本なので実証性がある。
Facebookを賢く使いたければ、皆より違う発想で動かなければなりません。
この一冊は勉強になります。
ちなみに、「いいね」は次のように定義されている。
Give positive feedback and connect with things you care about.
相手の投稿やページに対してポジティブに思っている事を伝える、および関心あるものと繋がりを持つ機能。
ポジティブというところがポイントだと思います。
Facebook「いいね」の次は、やっぱりFacebook「シェア」です。
興味ある方は、Facebookシェアを増やす方法も読んでみて下さい。
人々がシェアする動機、心理について書かれています。