人の心の動きを瞬時に読み解くアイ・パターンとは

NLP心理学アイパターン,NLPアイパターン

NLP心理学を学んでいる。人と関わる仕事をしているとかなり役にたつ。

今回は、NLPの代表的な概念である、アイパターン(英語:NLP Eye Pattern)を紹介する。視線で感情や精神状態が分かると言うものです。

人間関係において視線に注目するだけでいいので、簡単な上、長年の研究成果で確率を高めて定義したものなのでかなり役に立つ。

大人として、勉強して欲しい能力ですね。

NLP心理学は、相手の無意識にアプローチすることで精神状態を把握し、行動に導く手法を研究する分野です。

NLPアイパターンも、無意識に出る視線に注目して、人の精神状態や考えていることを察知できるところが魅力的です。脳科学的な根拠に基づいて研究されているのでかなり信憑性(しんぴょうせい)が高いと評価されている。

では、前置きをここまでにして、本題に入ります。

 

人間は、外から色んな情報を取り入れて脳で処理し、行動を決めている。

そして、取り入れた情報に対しる反応が一番速いのは目です。

心はまず目に出る。

具体的に言えば、目の動き、目の向き、視線です。つまり、感情が一番現れやすいのは視線ということです。

 

正常の人の目の向きを7つの方向に分ける事ができる。

細かく分ければ何本でも分けられると思うが大きく分けると7つです。

下記の図をご覧になって下さい。

nlp_facepattern

各表情には、英文字の名称がつけられています。これは、NLP心理学でそれぞれの表情に付けられた名前になる。

それぞれの概要を解説する。軽く活用してみてください。

1. VC(Visual Constructed)

視覚的構造と訳されます。左上への視線です。

視線が左上へ向いている場合は、ビジュアルイメージを頭の中で浮かべている、見た事の無いものを想像している可能性が高いとされている。

例えば、コンゴの森で調査していた学者達が日本猿に似た顔したゴリラを発見したと報じたとする。

あなたは、この瞬間、どんな生物だろうとイメージをしているはずです。

その時に左上に向いている可能性が高いという事です。もしかして、左上に視線を向けて、日本猿の顔をしたゴリラのイメージしていましたか。

今は、視線を意識しちゃっているから、左上に視線が向かないかもしれませんが、私の経験上、思い出す限り、想像をしている時は、左上に視線を向けている事が多いかも知れません。

ま、観察してみてください。なぜ?と驚いて、そして納得すると思います。

2. VR(Visual Remembered)

視覚的記憶と訳されます。右上への視線です。

視線が右上に向いている場合は、頭の中でビジュアルイメージを思い出している、思い起こしている可能性が高いとされている。

例えば、2002年のサッカーワールドカップで日本代表がきたユニフォームを思い出せますか。どんな色でどんなデザインで、どんな模様の物だったのか覚えていますか。

日本代表が強豪ベルギーを抑えてグループリーグ1位で通過し、日本初の決勝トーナメントまで進めましたね。歴史的快挙を成し遂げて、日本中が湧きましたね。

僕は、よく覚えている。見たので。

その時のメンバーから現役を続けている人はいるかな。

今、色々思い浮かべたと思うが視線はどこに向いていましたか。

NLP心理学の研究結果が正しい(当たる確率が高い)なら恐らく右上に向いていた人の方が多かったはずです。

3. VD(Visual Defocused)

視覚イメージぼかしと訳されます。真正面への視線です。

思い出したあるいは想像していたイメージがぼけてくる、明確じゃなくなる、あるいはイメージしているのをやめれば視線が真っ正面に向く人が多いという。

つまり、思考が現実に戻る瞬間です。周りを見渡す前に、人はまず前を見るので、ちょうどこの瞬間ですかね。無の状態です。

4. AC(Auditory Constructed)

聴覚的構成と訳されます。左への視線です。

視線が左へ向いている場合は、頭の中で聴覚的情報を思い浮かべている可能性が高いとされている。

例えば、「アマゾンの熱帯雨林で美しい鳴き方をする新種の鳥が発見されました」とニュースで報じられた。

どんな鳴き方だろうと色々想像するでしょう。視線が左に向いているはずです。ま、視線を意識しているから異なる可能性はあるが、無意識で聴覚的情報を整理していれば、視線が左に向くはずです。

実際に、娘の聴覚が働くような状況を作って観察してみたんですが、確かに視線が左に向く事が多かったように見えましたね。

5. AR(Auditory Remembered)

聴覚的記憶と訳されます。右への視線です。

視線が右に向いている場合は音や音楽など聴覚情報を思い起こしている可能性が高いとされている。

例えば、あなたに硬そうな木材を渡したとします。もつ感覚では、かなり硬そうです。この木材で板の銀を叩けばどんな音が出るでしょうか。

この場合、視線が右に向いている確率が高いということです。

6. K(Kinesthetic)

体の感覚と訳されます。左下への視線です。

視線が左下へ向いている場合は、温度差を感じるなど触感があった可能性が高いとされている。

例えば、防水性の靴を履いたと思って気持ちよく歩いていたら、急に足元が冷たく感じる時に、「あれー、これ何?」と言う時におそらく、左下に視線がいくかも知れない。

触感が違和感の場合、左下です。

7. AD(Auditory Digital)

聴覚的ディジタルと訳されます。右下への視線です。

自分に何かを問いかけている時に右下へ視線を向ける人が多いとされている。

例えば、このままでいいのか、と自分に問いかけている人を見ればおそらく右下に視線が向いているでしょうね。

意識して観察してみてください。

 

上記1〜7は、右利きの人に多く見られる特徴です。

NLP心理学の研究者達によれば、これらの特徴は高い確率で当てはまるが左利き、右利きによって上記とは反対方向に視線を向けるケースも稀にあるそうです。

左脳、右脳あたりの働きも絡むから、その可能性は大いにあると思いますね。

 

このように視線に注目すれば人の感情、視線の心理についてかなりの情報が得られる。

これらの情報を手にすれば、人間関係において強力な武器を手に入れたようなものです。是非、意識して人を観察してみてください。