我々人間の脳はなぜこれだけ進化したのか。
他の生き物と同じ環境で同じ空気を吸って、同じ食べ物にありついて暮らしていたのに他の生き物とまるで違う進化の仕方です。
不思議ですよね。
今回は、人類の歴史を軽く辿りながら、我々人間の進化のきっかけになった事ついて話そうと思います。
結論まで1分もかからないので最後まで読んでみてください。
人間の脳がここまで進化した理由について多くの学者がいろんな仮説を立てて研究している。
例えば、もともと力が弱かった人類は工夫するという手段に気づいたのが脳の進化に一番影響与えたという仮説。
確かに工夫によって進化したという仮説は大いに賛成出来る。
火を起こしたのも、その原理に気づいて工夫してやり続けた結果です。
実は、生きる力がある人とない人の違いは工夫が出来るか、出来ないかの差だと思っている。
工夫する力が脳を進化させた。
そして、コミュニティを作り、個々の弱い力を合わせて狩をする事で食料に困らなくなれた。
これが生き延びる確率を劇的に上げた。
心の余裕ができた人間は、味にこだわるようになる。
草ばかり食べていた人型動物が肉や果物を食べるようになり、味を楽しむ事にハマると今度、いろんな味を探し求めるようになった。
探すという行為は、頭を使わせる。
見つけたい願望が脳を進化させた。
そして、食べ物を加工するようになり、調理して味を好みのものに変化させた。またしても、工夫する力を鍛えた。
食べ物を楽しむようになったある日、人類はジャガイモを見つけた。
ジャガイモのようなテンプン質の食べ物が脳の発達に大きな影響を与えたという人もいる。
調べてみると、でんぷん質の食べ物に含まれるグルコースという糖質が、脳が好む栄養になり、進化を促したという仮説もある。
脳が好む食べ物が脳を進化させた。
あとは、我々が好きなセックス、二足歩行も脳の進化を劇的に早めるきっかけになったという仮説もある。
これも精神的に大きな影響を与えるので納得です。
感動が脳を進化させた。
このように進化の道のりは長くて劇的です。我々の脳はいろんな出来事や変化によってもたらされた成果物なんです。
仮説は色々あるがまとめるとすれば、我々の脳が進化した一番の理由は、やっぱり刺激でしょう。
いろんな刺激が我々の脳を進化させている。
刺激が脳を進化させた。
脳の進化は刺激によって促された事は間違い無いでしょう。刺激はいいですよ。
僕も刺激的な出来事、体験によって男の階段を登っている感覚がある。
昔、大阪に住んでいました。賑やかで、活気溢れる素晴らしい町です。
大阪の人も頭の回転速くて、フレンドリーで大好きです。その町で僕は、ささやかだか衝撃的な進化した。
去年の体験ですが、夜中、梅田の街を3周しました。終電を見逃したのでホテル見つかるまでぶらぶらです。
その時、酔ったサラリマンが服のまま路上で熟睡していました。人が寝ているな、安全な街っていいな、と思いながらスルーしました。
梅田の街、一周目。
あのサラリーマンの服はあるが鞄が無くなっていた。何だろうと深く考えずにまた、スルーした。
梅田の街、二周目。
あのサラリーマンのカバンがなくなっていた。あれ、やばいぞ、まさかと思いながらスルーしました。
梅田の街、三周目。
あのサラリーマンは、パンツ一丁の状態になっていた。ヤバイ事が起きていることにやっと気づいた僕は、熟睡男を起こしました。
今まで、治安がとてもいいと信じ込んでいた町で犯罪が普通に自分の目の前に起きたんです。
もしかして、治安悪い?
起こさなかった自分が悪い?
信じきった熟睡男が悪い?
色んな思いが頭によぎりましたが、どっちもどっちです。
治安とは人です。人は人で欲望がある。そこに必要な物が置かれていたら取るのは当たり前です。道徳の基準を少し緩めるだけで普通に取ってしまうでしょう。
酔ったら外寝ない。帰宅して妻、恋人、愛犬猫を抱いて寝る。枕もある。帰宅して寝るのが原則です。
カバンがなくなるとは、奪われた事に間違い。疑うべきです。
それより、意識して欲しいのは、今回のメインテーマ、刺激が脳の進化を促すというところです。
あの出来事によって、物事を疑い深くみるべきことを学んだ気がします。大きな刺激でしたね。
大阪でのヤバイ体験のお陰で男として一つ伸びました。
ありえないと思ったこともあり得るのです。脳の信号伝達回路が一つ増えた気がしましたね。
これは、選択肢が一つ増えたことになるので、大きな進化だと思っています。
体験こそ脳を進化させる。
死なない、怪我しない、ヤバイ問題に絡まれない限り悪い体験も悪くない。
どんな体験も引き出しの数になるので、体験、経験はできるだけ多くした方が我々を進化させる。
物事の比較対象が広がり、物事に対する姿勢、見る目、見える角度が変わる。これは非常に大事なポイントです。
体験、経験を意図的に増やそう。グッドラック。